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祝・8.11! 人々を癒し、時に脅かす“山”を読む【山の日まとめ】

文: 「本の話」編集部

今年から新しい祝日「山の日」が誕生! 国民の祝日としては16番目に当たり、趣旨は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」というもの。山は海と違ってどの都道府県にもあるので、多くの人にとって身近な自然ですね。
本日は「山の日」の創設を記念して、山関連本の記事を「小説編」「ノンフィクション・エッセイ編」「実用編」の3部構成でお届けします。山が抱く大自然の恵み、そして時に命の危険を伴う脅威に触れ、山との関わり方を改めて考えてみては。
(ちなみに、山に関するプチトリビアをおひとつ。最高峰が最も低い都道府県は――千葉県だそうです[愛宕山・408m]。意外!?)

小説編

亡き友・亡き兄の遺志とともに、世界最大の岩壁に挑む
『大岩壁』 (笹本稜平 著)

滑落死した青年の追悼集に込められた謎
『遭難者』 (折原一 著)

“遭難はなぜ起きたのか?”の問いがあぶり出す人間の本質
『冬山の掟 〈新装版〉』 (新田次郎 著)

下界で悩みを抱える人々を癒す、奥秩父の大自然
『春を背負って』 (笹本稜平 著)

清冽にしてせつない珠玉の短編集
『草すべり その他の短篇』 (南木佳士 著)

未曾有の航空機事故に臨む記者たちの1週間
『クライマーズ・ハイ』 (横山秀夫 著)

ノンフィクション・エッセイ編

心身を病んだ芥川賞作家が、山で考えたこと
『山行記』 (南木佳士 著)

熊と人間の不幸な事故はなぜ起こるのか?
『慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件』 (木村盛武 著)

国民栄誉賞を受賞した不世出の冒険家の人生
『植村直己・夢の軌跡』 (湯川豊 著)

山での危機から得た教訓で、がんと闘う登山家
『それでもわたしは山に登る』 (田部井淳子 著)

生と死の境目で見た、探検家のオリジナルなものの見方
『探検家の憂鬱』 (角幡唯介 著)

実用編

春夏秋冬、野へ、山へ――自然の中で遊ぶ、食べる
『外あそび&外ごはんをはじめよう』 (noyama 著)

これから登山を始める人のための入門書
『山で失敗しない10の鉄則』 (岩崎元郎 著)

※掲載は単行本の発売日が新しい順です。

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