2009.05.18 文春写真館

美しい日本を愛した川端康成

文・写真: 「文藝春秋」写真資料部

美しい日本を愛した川端康成

 川端康成は古美術が大好きだった。

 〈これは鎌倉時代の木彫りで、聖徳太子三歳の頃の立像である。川端氏のお気に入りのものの一つで、自ら“坊ちゃん”とあだ名をつけた〉(「文藝春秋」昭和四十年=一九六五年七月号)

 明治三十二年(一八九九年)生まれ。幼くして両親と死別する。菊池寛に認められ文壇入り。「文藝春秋」創刊に同人として名を連ねた。

 〈川端康成という文人は静かに端然としていながらいかにも異形で、それ故に周りの、同じ文士ゆえに一癖も二癖もありたいと願っている物書きたちに一目二目置かれていたようだ〉(『わが人生の時の人々』石原慎太郎著)

 昭和四十三年(一九六八年)、「日本人の心情の本質を描いた、非常に繊細な表現による、彼の叙述の卓越さに対して」日本人初のノーベル文学賞が贈られた。

画像貸出しについて
文藝春秋写真資料部は、テレビ、新聞、雑誌をはじめさまざまなメディアのニーズに迅速にお応えできるよう貸出しの体制を整えております。デジタル化された写真データは、現在約25万点。「文藝春秋」の「日本の顔」はじめ数々の企画もの、「週刊文春」のスクープ写真、「Number」のスポーツシーン、「CREA」や「CREA TRAVELLER」の国内外の自然の風景、さらには戦前の人物や行事を取り上げた資料的価値の高い貴重な写真もとりそろえております。
詳しいお問い合わせはこちらまで
(株)文藝春秋 写真資料部  電話:03-3288-6122 FAX:03-5276-7004