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「別冊文藝春秋」最新号(2018年1月号)、好評発売中

「別冊文藝春秋」最新号(2018年1月号)、好評発売中

【今週の更新】は深緑野分さんの「スタッフロール」です。


ジャンル : #エンタメ・ミステリ

安東能明さんの“夜の署長”シリーズ第2弾、望月麻衣さんの京都・祇園を舞台にした和風ファンタジーなど今号も新連載、注目作が満載です。中島京子さん、青山文平さん、島本理生さん、門井慶喜さん、千早茜さん、知念実希人さん、武田花さん……恋愛小説、時代小説からミステリー、漫画、フォト&エッセイまで、幅広い連載も充実! 町田その子さん、小川哲さん、相場英雄さん、古谷田奈月さんなど旬の作家のコラムやインタビューも掲載。2018年もとびっきりのエンタメをお楽しみください。

【今週の更新】深緑野分さんの「スタッフロール」です。

 

安東能明さんの「穂先の死―夜の署長Ⅱ―」。日本一の繁華街歌舞伎町を抱える新宿署には「夜の署長」と呼ばれる伝説の刑事がいた。人気シリーズ第二弾!

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望月麻衣さんの「京洛の森のアリス」。目が覚めると、そこは不思議の国でした。希望を失った少女が、大切な人を探して異界を旅する和風ファンタジー。二月発売の作品ですが、序章と第1章を特別掲載!

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中島京子さん「夢見る帝国図書館」。老人ホームに入っている喜和子さんの隠された過去が明らかに。第二次世界大戦以前に日本における唯一の国立図書館として上野公園に設置され、芥川龍之介などの文豪にも親しまれた帝国図書館の数奇な運命をユーモラスに描く長篇小説。

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青山文平さん「跳ぶ男」。ご藩主の身代わりとして江戸にやってきた剛。いよいよ登城の日が迫るなかで留守居役が剛に告げたもの——それは、三人の諸侯の名前であった。不遇をかこつ少年がただひたすら能をよすがに、亡き友・保の悲願を叶えんとあがく清廉な物語。

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門井慶喜さんの新連載「空を拓く」。辰野金吾と曽禰達蔵、激動の時代が二人を佐賀県唐津から東京へと導いた。明治維新後、江戸を新時代の首都「東京」へと変貌させた建築家・辰野金吾の激動の人生と、近代都市誕生のロマンに迫る傑作長篇第2回。

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島本理生さん「ファーストラヴ」。夕方の多摩川を血まみれで歩いていた女子大生。彼女はその日、父親を刺殺して帰宅した……。なぜ彼女は父親を殺したのか? いよいよ“父親殺し”を問う裁判の場で彼女は無罪を主張するが……

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千早茜さん「神様の暇つぶし」。二十歳の夏、“私”は運命の人と出会ったしまった。わりきれない感情を繊細に描き出す、著者渾身の恋愛小説。

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倉知淳さんの新連載「ドッペルゲンガーの銃 二つの地点で同時に事件を起こす分身した殺人者について」。女子高生作家とボンクラ刑事の兄が難事件に挑む本格ミステリー小説、再び! 今度は東京の北と南の端で事件発生。ある痕跡からふたつの事件を起こしたのは同一人物だと目されるが、発生時刻はほぼ同時……。犯人はいったいどんなマジックを?

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本城雅人さんの新連載「崩壊の森」。ソ連崩壊を世界に先駆けてスクープしたのは一人の日本人記者。彼は伝手もコネもない地でなぜ大スクープをものにできたのか? 極東のいち記者が世界を震撼させるスクープをものにするまで、そして崩壊前夜のソ連で過ごした怒濤の日々を、ノスタルジーとともに描きます。

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葉真中顕さんの「セルロイド」。監督のコンテが上がらず、監督は逃避行へ。叱責覚悟で会社に戻ると、状況に変化が……。カリスマ的人気を誇るアニメ監督を主人公に、アニメ業界の光と影を描く渾身の長篇。

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中路啓太さん「ゴー・ホーム・クイックリー」。終戦直後、日本人はGHQといかに対峙したのか? 日本国憲法誕生に奔走した人々が繰り広げる壮大な人間ドラマ。改正論議は、いよいよ九条にさしかかる。

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矢月秀作さん「刑事学校 博戯の代償」。大分県警の刑事研修所、通称「刑事学校」は内部試験で狭き門をくぐり抜けた若手警察官にありとあらゆる捜査術と不屈の刑事魂を実地で教え込む場である。教官の畑中の捜査の流儀は、シロをシロとはっきりさせてクロを絞り込むこと。真のプロ警察官を養成するべく、研修生たちと難事件に挑む痛快な警察小説。

別冊文藝春秋からうまれた本

電子書籍
別冊文藝春秋 電子版17号
文藝春秋・編

発売日:2017年12月20日

プレゼント
  • 『グローバルサウスの逆襲』池上彰・佐藤優 著

    ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。

    応募期間 2024/4/19~2024/4/26
    賞品 新書『グローバルサウスの逆襲』池上彰・佐藤優 著 5名様

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