2016.12.08 お知らせ

『羊と鋼の森』につながる原点ともいえる物語。宮下奈都、幻のデビュー作『静かな雨』発売

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『静かな雨』 (宮下奈都 著)

4月に『羊と鋼の森』(1,500円)で本屋大賞を受賞した宮下奈都さんの待望の新刊小説『静かな雨』(1,200円)が12日に発売になります。 この「静かな雨」は、12年前に「文學界」新人賞の佳作に選ばれ、ながらく単行本化が待たれていた作品でした。著者自身、読み返してみると『羊と鋼の森』につながる要素が既に入っていたことに驚いたという、原点とも言える作品です。

『静かな雨』の刊行を記念して紀伊國屋書店グランフロント大阪店・紀伊國屋書店西武渋谷店ではサイン会も開催されます。

紀伊國屋書店グランフロント大阪店

日時 2016年12月11日(日) 13:00~
会場 紀伊國屋書店グランフロント大阪店 店内特設会場にて
定員
  • 100名
参加費 無料
お問い合わせ・ご予約 紀伊國屋書店グランフロント大阪店 06-7730-8451(10:00~21:00)
URL https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Grand-Front-Osaka-Store/20161128094931.html

紀伊國屋書店西武渋谷店

日時 2016年12月17日(土) 13:00~
会場 紀伊國屋書店西武渋谷店 イベントスペースにて
定員
  • 100名
参加費 無料
お問い合わせ・ご予約 紀伊國屋書店西武渋谷店 03-5784-3561(10:00~21:00)
URL https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Seibu-Shibuya-Store/20161206100000.html

著者の言葉(月刊文藝春秋1月号より抜粋)

宮下奈都さん(写真:堀田芳香)

「静かな雨」は、人の可能性について書きたかったのだと思う。少なくとも自分ではそのつもりだった。でも、どうだろう。可能性の話というよりは、可能性をなくしていく話だったかもしれない。人はどんなふうに生きることができるか。その選択肢をなくした先にたどり着く場所について。 (中略) とりわけ、『羊と鋼の森』にはまっすぐにつながっていた。まったく違う物語なのに、根っこがしっかりとつながっていた。 読み返して一番感情を揺さぶられたのは、作者本人だったと思う。

著者プロフィール

宮下奈都(みやした・なつ)
2004年「静かな雨」が文學界新人賞佳作に入選しデビュー。2007年に発表された長編『スコーレNo.4』が絶賛される。2011年に刊行された『誰かが足りない』は本屋大賞にノミネート。2015年に刊行された『羊と鋼の森』は本屋大賞を受賞。