「ほんとうのこと（真真事）」は玄関先で明かされる
まんまことシリーズ 第五弾 『まったなし』畠中 恵
『まったなし』に登場する人々です。
神田町名主の跡取り息子。
普段はお気楽者ながら、揉め事の解決には思いも寄らぬ閃きをみせる。
麻之助の幼馴染みの色男。
父親・源兵衛逝去で町名主を引き継ぎ、周囲に嫁取りを勧められている。
麻之助の幼馴染み。 謹厳実直・品行方正な堅物の見習い同心。相馬家の養子に入り、幼い許婚がいる。
琴は師範代、見目は紅朝顔のような女性だったが、お咲と名づけられた赤子に続いて自らも先立つ。
清十郎の父親・源兵衛の後添い。
麻之助らの幼馴染みで、かつて麻之助が淡い恋心を抱いていた。
神田の町名主。玄関先で町中のさまざまな揉め事を裁定する。
麻之助にもなついているが、じき10歳で奉公を考える年頃に。
両国界隈で若い衆を束ね、顔役のようないなせな男。吉五郎に男惚れし、勝手に義兄弟を名乗る。
名高い高利貸し。借金がすぐ「丸っと三倍に」なる高利貸しだが、麻之助らを親友だと考えている。
貞のところに集う遊び人たち。
大人気「まんまこと」シリーズ第五弾！
「まったなし」畠中 恵・著
- 定価：
- 650円＋税
- 判型：
- 文庫判
