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新年、宴席つづきの上に町奉行から褒美を頂戴した小籐次を刺客が襲った。その黒幕におりょうは心当たりが――。好調シリーズ第八弾!
「犯人は〇〇だよ」。鈴木の情報は絶対に正しい。やつは神様なのだから。衝撃的な展開でミステリー界を震撼させた神様探偵が大活躍。
夢に亡くなったママが現れたのは、都が陵と暮らしはじめてからだった。きょうだいが辿りついた愛のかたちとは。読売文学賞受賞作。
後一条天皇の御世、藤原道長のライバルのもとに参集した世のはずれ者達。没落貴族、市井の物売女らが鬼よりも悪辣な敵に立ち向かう。
赤壁の戦い後、劉備は湖南四郡に進出。だが、関羽、張飛が落命し、曹操、そして劉備本人までもが。大立者が次々世を去る激動の巻!
政治家秘書の青年が足繁く通う立ち呑み屋。目当ては店を一人で切り盛りする女の子。しかしある日、怪しげな二人組が現れ……。
月山の麓にある注連寺に居候した「わたし」は、現世と隔離されたような村で冬を越す。此の世ならぬ幽明の世界を描いた芥川賞受賞作。
中国で初めて文字を創造した武丁を描いた表題作はじめ、夏、商(殷)、周といった古代王朝を舞台にした傑作群が大きい活字で再登場。
旗本殺しの罪を着せられた幡随院長兵衛。鼠に顔を食われた遊女の亡霊に悩まされる高尾太夫、そして九郎出生の秘密がいま明かされる。
第十四巻は密偵・伊三次を描き話題騒然となった「五月闇」ほか全六篇、第十五巻はサスペンスタッチの名作「特別長篇 雲竜剣」収録。
猫を飼うふりを続けていた男の謎。同じマンションの住人の猫を密かに飼う女…七人の名手が書き下ろした猫の物語! 猫好き必読です。
定年後を謳歌中の父、お料理上手な母、OL十八年めの娘ヒトミさん、それぞれの目線で描いたホームコミック。シリーズ二冊を合本に。
当代きっての歴史小説家五人が、日本史を大きく変えた、桶狭間の戦いから幕末維新の戦いを徹底的に分析した大座談会をここに収録!
太古より語り継がれてきたワタリガラスの神話を求め、アラスカからアジアへ――目に見えない「価値」を追い求めた星野の旅の記録。
幼い頃母が作ってくれたホットケーキは格別の味。一口食べた瞬間甦る懐かしい味の記憶を心温まる文章と絵で綴るビジュアルエッセイ。
廃館寸前の水族館を独自の手法で甦らせてきた著者が水族館の魅力を写真と文章で紹介。目からウロコ、水族館はこんなに深くて面白い。
快進撃を続けた日本軍も、マリアナ、ニューギニア、インパールと苦境に立たされる。敵の攻撃はついに日本本土にまで及んできた!
昭和二十年八月に至る、日本軍と日本人の悲しみの歴史。硫黄島、沖縄、原爆。あの敗戦から現代人は何を学び取ればよいのだろうか?
杏奈とマーニー。二人の少女の美しくもはかない友情を鮮烈に描いた二〇一四年作を、唯川恵さんをはじめとする豪華執筆陣が論じる。