作品
6歳の子を殺してしまった少年。遺体を森に隠して罪を逃れたが、人生の歯車は狂い…。仏文学界の鬼才が放つ傑作犯罪サスペンス。
世界中で食と健康の関係を研究してきた85歳の京大名誉教授がたどりつき、自ら毎日実践している「世界最高の健康長寿食」とは。
ヤマト政権が成立したのは、果して三世紀か、五世紀か、七世紀か。最新の発掘成果をふまえて古代史最大の謎・この国のルーツに迫る
中国古代王朝という、前人未踏の世界をロマンあふれる勁い文章で語り、広く読書界を震撼させたデビュー作。夏王朝、一介の料理人から身をおこした英傑伊尹の物語。(齋藤愼爾)
かつてミラノに、懐かしくも奇妙な一軒の本屋があった。そこに出入りするのもまた、懐かしくも奇妙な人びとだった。女流文学賞受賞の筆者が流麗に描くイタリアの人と町。(松山巖)
AIは世界を再構築できるか。意味がわかるとは何か。人間の無意識は奪われているか。最先端の知性が見ている、AIと人類の現在地。
「ゴジラ」「ウルトラマン」「竜とそばかすの姫」……。日本が誇る傑作コンテンツはいかなる戦略で世界に挑んでいったのか。
3つの「因果のはしご」を駆使した「なぜ?」の科学。AIジャンルの超弩級本。データ分析、意思決定に携わるビジネスパーソン必読。
フィクションのお金が社会を動かすことを予見した『ファウスト』から、アンチ自己責任小説『阿部一族』まで、識者たちが読み解く!
長年の統合失調症治療から得た結論は、認知症予防のカギは充分な「深睡眠」にある、ということ。認知症にならないための必読書です。
惜しまれつつ世を去った著者のエッセイ集第二弾。生涯のテーマの一つだった二・二六事件の真相に迫った最後の論考も特別収録する。
つづ井さんと仲間たちが工夫して日常を楽しむ姿に、笑って癒されて元気がもらえる、全く新しいアラサー女子のエッセイ漫画!
なぜアメリカは解禁に踏み切ったのか? 連邦政府との攻防や「ビットコイン並」の勢いで沸くマリファナ・ビジネスの最前線を追う。
「目に見える」愛、パワフルで無私な愛、アイドルに捧げる愛、そして悲劇的な愛。名手が放つ、切なさと爽快感いっぱいの直球六編!
その犯罪者は、なぜか声が甲高く、背は低く……オール読物推理新人賞受賞作ほか、楽しく機知に富んだ文庫オリジナル。
定年まで十年のベテラン刑事岩倉剛は捜査一課から異動した南大田署で独居老人の殺人事件に遭遇。さらに新聞記者の自殺も発生し――。
西南戦争140年の好評シリーズ番組を手がけたNHK記者が古戦場を歩き新史料を渉猟し、日本最後の内戦が残した多くの謎に迫る。
いま日本の貿易が振るわず、得意の「ものづくり」も優位性が揺らいでいる。そんな現実を直視した上で、新しい産業モデルを提案する。
「戦争は平和をもたらすためにある」「国連介入が戦争を長引かせる」といったリアルな戦略論で「トランプ」以後を読み解く。
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