作品
定年後に何を読むかは重要な課題だ。それに応えて余りあるのが本書だ。この1冊があれば、古典も歴史も90歳を過ぎても読了しない。
辛亥革命で中国が激動のさなかにあった100年前、東洋史学者の内藤湖南は『支那論』で、歴史的素養に裏打ちされた冷静な現状分析を提示し、当時の日本人に中国認識の指針を与えた。過大評価も過小評価もなく、湖南の慧眼は中国の本質を見抜いていたのだ。 そしていま、急速に台頭する中国が再び我々の前にいる。今後、中国はどうなるのか。 湖南の洞察を手がかりに、21世紀の「支那論」をここに問いたい。
コロナ禍が終息しない世界で我々はどう生きるべきなのか? 判断する材料と考える道筋を新たな知見とともに提示する。 いま知っておくべき論点を1テーマにつき見開きで専門家がコンパクトに解説。
戦後六十余年、「あの戦争」に改めて向き合った六人の論客が、開戦から敗戦までの疑問を徹底的に掘り下げる。「文藝春秋」読者賞受賞
「幸村の天才遺伝子」磯田道史/「激闘 関ヶ原」本郷和人/大座談会「信長・秀吉・家康」 ほか
「司馬さんが日本に遺したもの」磯田道史×半藤一利/私は『この国のかたち』をこう読んだ/日本史年表で見る司馬作品群 ほか
日本で一番受けたい講義 キリスト教・片山杜秀、イスラム教・山内昌之、仏教・呉智英/日本の名僧連続インタビュー ほか
佐藤栄作の「密使」として沖縄返還交渉を進める中で密かに結ばれた「核の密約」。新たな資料と証言により謎に満ちたその生涯に迫る
超大国への道を辿った米国の20世紀の外交・歴史を回顧。中国が台頭する中、米国外交の魂がどこを彷徨っているのかを問い質す。
英米派として対米開戦を批判し、戦後は陸上自衛隊の礎を築いた男。CIA文書や残された人々への取材で、名参謀の姿が明らかになる!
「従軍慰安婦」「南京大虐殺」「東京裁判」等をめぐる「現代史」の嘘を、櫻井よしこ氏と11人の論客(中西輝政他)が徹底的に検証。
「日本はなぜ負ける戦争をしたの?」と子供に聞かれたら。豪華執筆陣が満州事変、東京裁判等あの戦争をめぐる問いにズバリ答える
闘う気概をもった「保守の理念」を喪失し、混迷する世界情勢に茫然自失の日本を蘇らせる秘策とは。国際政治学者による渾身の筆鋒
教科書や新聞では分からない「歴史の真実」を求めて、櫻井よしこが歴史専門家と「南京虐殺」「東京裁判」「戦後史」等々を論じ尽くす
イラク戦争、北朝鮮拉致問題、そして中国反日デモ。機軸なき小泉外交を叱咤し、国家再建への最後の切り札を指し示す白熱の時論集
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