作品
警官殺し容疑で逮捕された佐木隆三氏、給料日本一の社を辞した津本陽氏ほか渡辺淳一、田辺聖子、瀬戸内寂聴各氏ら19人の転機とは。
小沢一郎裁判の鍵を握っていた「平成の政商」の告白から政官業癒着の核心に迫る。ゼネコン・マネーに群がった政治家、芸能人の実態。
貴方が裁判員に選ばれたらどう裁く? 法曹関係者を徹底取材し、どこまでもリアルに裁判員法廷を描く、リーガル・サスペンスの傑作
原発利権から岩手・胆沢ダムまで。小沢一郎裁判の鍵を握る「平成の政商」と政官業「癒着」の核心に迫る、各界を震撼させる問題作
連続殺人事件の発生から犯人の死刑執行までを克明かつ重層的に描いた直木賞受賞作。世紀を超えた執念の全面改訂版、待望の文庫化
昭和47年に98歳で亡くなるまで八幡製鉄所の現役の製鉄マンだった田中熊吉。「高炉の神様」と呼ばれた製鉄一筋の生涯を綴る
九十八歳で亡くなるまで現役の製鉄マンだった“宿老”田中熊吉。“鉄は国家なり”の言葉を体現した男の生涯は“近代日本”そのものだった!
天皇暗殺を企てたとして幸徳秋水を含む十二名が処刑された「大逆事件」。近代日本を震撼させた事件の全貌に新資料を駆使して迫る
明治44(1911)年1月24日、幸徳秋水ら12名大逆罪にて処刑。九十年をへて最新資料にもとづき事件の真相に迫る力作
明治七年、初代司法卿の江藤新平は「佐賀の乱」の首魁として佐賀裁判所で死刑判決を受け、即日、斬首された。彼はなぜ栄光の座を捨てて下野したか。その真相を描く。(古川薫)
明治四十二年、枢密院議長の公爵伊藤博文はハルビン駅頭で射殺された。加害者は韓国の安重根。伊藤博文と安重根の出会いまでを克明に追い、事件の真相を追及した力作。(川西政明)
佐賀の乱の首謀者として晒し首の刑となった江藤新平が下野した原因は征韓論に破れたからだけでなく、司法と行政の対立にもあった
明治42年、公爵伊藤博文は満州視察中、ハルビン駅頭で韓国人安重根によって射殺された。二人の運命的な出会い迄を克明に描く長篇
一介の“さむらい百姓”から、新選組局長として幕末動乱期の檜舞台を歩き続けた近藤勇を、犯罪小説の第一人者が丹念な取材で初めて描いた長篇時代小説。(古川薫)
昭和三十六年、栃木県塩原のホテル日本閣を乗っとろうと夫婦を殺害した小林かうは九年前に夫も殺害していた。社会の暗部に鋭くメスを入れた本格的ドキュメンタリー・ノベル八篇。
「淫獣小平義雄」「冷血正田昭」「誘拐魔本山茂久」「酩酊魔石部金吉」「爆破狂若松善紀」「鉄砲玉鳴海清」など、戦後の有名殺人事件を徹底的に追及する。(池田房雄)
年上の女囚高須久子との交情を通して新しい松陰像に迫る表題作、理不尽な切腹を命ぜられた長州藩の三家老の三様の死にざまを描く「見事な御最期」など歴史短篇集
詐欺、ハイジャック、旅券法違反、殺人など、殺人者の系譜を描いた「殺人百科」の続篇。「黒装束、怨みの角栄節」「華麗なる贋作」「三億円のダイビング」など、八話からなる。
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