作品
池波正太郎生誕100年企画として、歌舞伎界の大看板・松本幸四郎を「鬼平」こと長谷川平蔵役に迎え、映像化、ドラマ化。「鬼、新時代。」が始まります!
鬼平誕生五十年を記念し、より読みやすい文字の文庫決定版を順次刊行中。カバーも一新、二〇一七年は鬼平で明け、鬼平で暮れる。
多くの食通達が愛用するベストセラー土鍋「かまどさん」を生み出した伊賀の「長谷園」が、土鍋の使い方、簡単美味なレシピを提案。
子供の頃から居眠りばかり、昼行燈と呼ばれた大石内蔵助。大らかな男が、人としてなすべきこと——仇討ちを果すまでの生涯を描く
ささいな不祥事が仇討に発展すると、討つ方も討たれる方も人生の断崖に立たされる。人の世の不条理をシニカルに描く9つの短篇集
伊那忍びの丹波大介は関ヶ原の戦いを密かに生きのび、女忍びの於蝶と共に、家康の陰で亡き太閤へ衷心を尽くす加藤清正のため戦う
正月は鯛の浜焼で酒敵を迎え、夏は虎魚尽くしの宿へ旅する。食いしん坊の著者が厳選した四十四の美味なる故郷への誘い。写真多数
登場人物が旨そうに食べる場面は「鬼平犯科帳」の一つの魅力。シリーズ全巻から“美味”の部分を抜き出し、平蔵の食の世界とその料理法を再現。池波正太郎の「江戸の味」を併載。
主人公、杉虎之助は微禄ながら旗本の嫡男。十三歳で、大川に身を投げ、助けられた時が波瀾の人生の幕開けだった。幕末から明治へ、維新史の断面をみごとに剔る長篇。(佐藤隆介)
関ヶ原の戦いに死んだと思われていた忍者丹波大介は雌伏五年、傷ついた青春の血を再びたぎらせる。家康の魔手から加藤清正を守る大介と女忍び於蝶の大活躍。(佐藤隆介)
吉良邸討入りの戦いの合間に、妻の肉づいた下腹を想う内蔵助。剣術はまるで下手、女の尻ばかり追っていた“昼あんどん”の青年時代からの人間的側面を描いた長篇。(佐藤隆介)
「霧の七郎」「五年目の客」「密通」「血闘」「あばたの新助」「おみね徳次郎」「敵」「夜鷹殺し」の八篇を収録。鋭い人間考察と情感あふれるみずみずしい感覚の時代小説。(佐藤隆介)
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