作品
定年後に何を読むかは重要な課題だ。それに応えて余りあるのが本書だ。この1冊があれば、古典も歴史も90歳を過ぎても読了しない。
妻に下された「治療不能のガン」の診断。告知せず、病院泊まり込みの看病を続けた。夫人の没後、翌年に自死。いま不朽の手記が甦る。
明治以来、日本には多くの無私の人、潔い人、天晴れな人、つまり「美しい日本人」がいました。厳選した73人の生き方が、胸に迫る!
江夏豊と川藤幸三、チャスラフスカとクチンスカヤ、藤沢周平と茨木のり子など。作家生活40年余、忘れられぬ出会いの数々を記す。
懐かしくも恥多き青春。早大闘争、社研、吉本隆明、「ガロ」、喫茶店、ゴダール、アングラ演劇―あの時代の空気が鮮やかに蘇る。
夫人のガン発覚から死までを克明に描き、夫婦、ガン告知、生と死とは何かを問うた感動の手記「妻と私」に、絶筆「幼年時代」を併録
この震災は天災であり、人災であり、文明災であり、近代文明そのものが深く問われている…亡国の危機に際し思索する新聞連載最新刊。
安倍晋三から、バラク・オバマ、ダライ・ラマまで…国内外のビッグの顔になりきれば、本人たちの秘められた内面も見えてくるはず!?
菅直人から浅田真央、酒井法子から橋下徹まで近年の有名人になりきる「本人術」。なりきれば真実が見えてくる?! 爆笑必至の1冊
子ども時代に思い描いた未来の自分、将来の夢。各界の第一線で活躍する12人の少年時代を、当時の作文や、絵、写真等とともに紹介
吉本隆明、小川国夫、鶴見俊輔、瀬戸内寂聴、島田雅彦、坂本龍一、秋山駿など27人が語った天才作家・埴谷雄高の実像
昨今の哲学ブームに異議を唱える著者が、形而上学から人々に愛の一撃を御見舞い! ずばり核心のみをついた哲学的辛口人物批評集
エヴァンゲリオンのブレイクと江藤淳を同時にとらえる視座はどこにあるのか? 病いと健常との間をぬって闘われた三年半の全対話
自爆テロと終わることのない報復。「新しい戦争」は何処に向かうのか。立花隆、柳田邦男、吉本隆明、福田和也ら豪華執筆陣による論考
サブカルチャーが主流となった消費社会の諸相を、思想界の巨人とサブカル界の若き大家が、歯に衣きせず語り合った三年半の全記録
片や思想界の巨人、片や通信社を辞して陋巷に潜み、心眼を動かす芥川賞作家。オウム事件、中国、性を、体験を交えた白熱討論!
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