作品
内ゲバが激化した一九七二年、革マル派による虐殺事件を機に蜂起した一般学生の自由獲得への闘い。いま明かされる衝撃の事実。
北関東に地下茎の如く張り巡らされたベトナム人不法滞在者のネットワーク。ラスボス「群馬のアニキ」の正体は? 体当たり潜入ルポ。
私はなぜ、清原和博に引きつけられるのか。ベストセラー『嫌われた監督』の著者が描く堕ちた英雄の4年間と翻弄された男たちの物語。
シベリア抑留中に死んだ仲間の遺書を、厳しい監視網をかい潜り、驚嘆すべき方法で日本へ持ち帰った男たちがいた。勇気と知性の物語。
1971年、ユージン・スミスは妻と水俣へ向かう。最後の一枚を撮る為に。戦う患者の魂を捉えた写真家は近代化の傷と再生を見た。
第47回大宅壮一ノンフィクション賞受賞!セゾングループを率いた堤清二氏が、死の前に明かした堤一族の栄華と崩壊の悲劇。
東日本大震災から10年――取材により明らかになった新事実を基に、現場で起きたこと、失敗の要因を描く福島原発事故検証の決定版。
戦後十二年目にシベリア帰還者から遺族に届いた六通の遺書。その背後に驚くべき事実が隠されていた! 大宅賞と講談社ノンフィクション賞のダブル受賞に輝いた感動の書。(吉岡忍)
未曾有のパンデミックはなぜ起きたのか?過去のウイルスと何が違うのか?ワクチンはいつ実用化されるのか?について第一人者が解説。
『転がる香港に苔は生えない』で大宅賞を受賞した気鋭のノンフィクション作家が、開放政策に沸く等身大の中国を描いたデビュー作
柳田国男以降、最大の業績をあげた民俗学者・宮本常一の生涯を、物心両面で支えた財界人・渋沢敬三との対比で描く大宅賞受賞作
日本資本主義を生んだ栄一、それを引継いだ敬三、その狭間で廃嫡の憂き目にあった篤二。大宅賞作家が新資料を得て三代の謎を解く
感動の作文集『つなみ』から生まれた家族の喪失と再生。子どもたちは「書くこと」で別れをどう乗り越えたのか。大宅賞受賞作。
筋ジストロフィーで寝返りも打てない、けど、自由に暮らしたい! わがまま患者とボランティアの壮絶ながら命の輝きに満ちた日々。
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