作品
明治以来、日本には多くの無私の人、潔い人、天晴れな人、つまり「美しい日本人」がいました。厳選した73人の生き方が、胸に迫る!
・既刊から180度発想を転換し、時代を象徴する出来事に遭遇した人物にスポットライトを当てることにしたーー保阪正康 ・本書に収録した記事は(中略)日々忙しく暮らしている一般の生活者に届けようとしたジャーナリズムの成果であるーー辻田真佐憲
美しく驕慢な女に無条件でひれふす男達の姿は宗教的法悦境にあるかのよう。絢爛な文体と鮮やかな風俗描写、小説の神髄に酔いしれる。
「鉢木会」の大岡昇平、吉田健一、三島由紀夫らとの衝突と交誼。親子の葛藤、老いと晩年。次男である著者が追想する人間・福田恆存。
司馬遼太郎、阿川弘之、大西巨人、野間宏。戦争を問い続け、書き続けた大岡昇平が、戦地を経験した九人の文学者と交わす白熱の議論。
荷風、百閒、澁澤龍彥、吉行淳之介…食にまつわる不安と喜び、恐怖と快楽を描いた傑作の数々。次代に伝えたい「食べる」という教養。
石川淳・吉行淳之介・大岡昇平から松本清張・司馬遼太郎・村上春樹まで――新しさと刺戟に満ちた同時代作家論と、日本語論を収録。
吉田健一、ヘミングウェイ、開高健、チャトウィン、大岡昇平……古今東西17人の作家たち。なぜ彼らはこれ程旅を愛し旅を記したのか
詩劇「崖のうへ」と、それをもとに科白を韻文で書いた「明暗」、2組の男女から立体劇空間をつくりだす「一族再會」などを収録
対話選集6には大岡昇平、鶴見俊輔、野坂昭如、松下幸之助等が登場。敗戦経験が日本人に遺したもの、土地の公有化問題を熱く語る
同人誌作家が文学賞をめざして抱く大いなる野望と陰謀。文壇とそこに巣食う俗物たちを徹底的にパロディ化、嘲笑した猛毒抱腹の著
文壇予備軍・同人誌作家が文学賞をめざして抱く大いなる野望と陰謀。文壇の裏側を徹底的にカリカチュアライズし、皮肉たっぷりに描いた作品として世評を賑わした長篇。(大岡昇平)
松本清張、埴谷雄高、大岡昇平、島尾敏雄、石川淳ら、七人の作家の知られざる側面を周密に描く——文芸誌「海」元編集長の回想録
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