作品
昭和43年、鬼平がスタートした翌年に作家が記した365日の昼・夕・夜食と、出会った人々、観た映画や芝居、旅した街の記録
資産家老女の架空名義の預金一億円を横領した男女銀行員の心理を巧みに描く表題作ほか、「黒髪の焦点」「鰻の怪」「輸血のゆくえ」「深夜の偶然」の四篇を収める。(大村彦次郎)
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