作品
定年後に何を読むかは重要な課題だ。それに応えて余りあるのが本書だ。この1冊があれば、古典も歴史も90歳を過ぎても読了しない。
いま知っておくべき論点を1テーマにつき見開きで専門家がコンパクトに解説。
3・11で露呈された現代日本の拠り所のなさ。遠くドイツ在住の筆者が、近代日本が失ったものを豊富な文学テキストから解き明かす。
太宰治の「逆ギレ事件」から、辛口評で鳴らした石原慎太郎の引退までの秘話満載。名物文芸記者による日本一有名な文学賞の八十年。
現代を代表する人気作家の二人が、構想・執筆に4年をかけた合作書下し長編900枚。2010年代最強のエンターテインメント作品。
石川淳・吉行淳之介・大岡昇平から松本清張・司馬遼太郎・村上春樹まで――新しさと刺戟に満ちた同時代作家論と、日本語論を収録。
私の彼は元彼女と同棲中……話題を呼んだ表題作と、女子同士の複雑な友情を描く「亜美ちゃんは美人」を収録。大江健三郎賞受賞作。
朝吹真理子・村上春樹・大江健三郎…気鋭の文芸評論家が現代の文学を日常的な視線でジャーナリスティックに論じた画期的文芸論
私の彼は元彼女と同棲中……週刊誌連載時から話題を呼んだ表題作と、女子同士の複雑な友情を描く「亜美ちゃんは美人」の2篇収録
ディドロ、サルトル、西鶴、大江をどう評価するのか? まったく新しい文学観で世界・日本文学全集全300巻を編み直す画期的試み
各界の第一人者と縦横に語り合った対談集。3では海音寺潮五郎、江藤淳、大江健三郎らと日本の歴史の転換期、主に幕末を振り返る
絶対絶命の日本文学にあって読むべき作品、語るべき作家とは? 文学の「今」と真向から対峙し続ける当代一の批評家の最新文藝評論集
歴史の大きなうねりに直面したとき、日本人はいかに己を律し、行動してきたか。先人たちの軌跡をたどり、現代日本の病理に鋭く迫る
最近の文芸誌がツマラナイ。「文学」はどこへ行ったのか。怠慢な文壇を厳しい目で批評する、初の“文学のフィールドワーク”
山本七平、大江健三郎、安岡章太郎、丸谷才一、永井路子、立花隆、西澤潤一、A・デーケンといった各界の錚々たる人びとと文化、教育、戦争、歴史等々を語りあう奥深い内容の対談集。
井伏、川端から大江、立花、春樹まで、昭和平成の文学星座表。切れ味満点、ユーモアたっぷり、便利至極、批評集ならではの独創編集
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。