作品
犯罪者の家族が殺される事件が起きた。現場に残された「ネメシス」の謎とは? 『テミスの剣』の渡瀬刑事が追う社会派ミステリー。
厳冬のマッキンリーを単独登攀中に消息を絶った津田悟。親友の吉沢ら捜索隊は壮絶な山行の末に津田が全てを賭けた挑戦の真実を知る。
この8000メートル峰だけは別格だ。通称“人喰い山”を舞台に、亡き友、兄に対する思惑が錯綜、人智を超えた凄絶な戦いが始まる。
借金まみれの俺は“デブ”を車に乗せて北へ向かった。表題作「デブを捨てに」など、泥沼のような日常を疾走するように描いた短編集。
退廃と享楽に彩られた昭和の華族社会で、秘かに葬られた恋――。傑作『ジョーカー・ゲーム』を軽々と超えた、著者の新たな代表作。
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