作品
吉行、安岡、丸谷……。あの村上春樹が、戦後の作家六人の小説をあっと驚く新鮮な視点から読み解く。創作の秘密を明かす刺激的な本
生涯いかなる団体にも所属せず、ひたすら自らの筆を頼り、自らの眼を信じて生きてきた画家の、珠玉の随筆集〈決定版〉。全点新作挿画
十五年にわたって共に暮した飼犬を失い悲嘆にくれていた著者が、在りし日の愛犬コンタを偲ぶ。著者ならではの深い愛情と鋭い観察にみちた興味深いワンワン物語。(解説・中野孝次)
吉行淳之介、安岡章太郎、丸谷才一——、日本の六人の代表的な作家の小説を、村上春樹が縦横無尽に読み解く。目を洗われる小説論
山本七平、大江健三郎、安岡章太郎、丸谷才一、永井路子、立花隆、西澤潤一、A・デーケンといった各界の錚々たる人びとと文化、教育、戦争、歴史等々を語りあう奥深い内容の対談集。
太古の昔から誰ひとりとして欠かすことのなかったこの粛々たる日々の習いを通して、面白おかしくも神妙に人生の滋味を探りつつ、その深奥を垣間見た古今東西の傑作名品アンソロジー。
作家のユニークな感受性に映るこの世の姿――人物、動物、好きな映画や音楽、そして文学の話までが、達意の名文で語られる、極上の酒のようなエッセイの愉しみ。(長部日出雄)
山本七平、大江健三郎、安岡章太郎、丸谷才一、永井路子、立花隆、西澤潤一、A・デーケンの錚々たる人々と日本人について語り合う
文学、絵画、音楽、そして社会……。戦後四十五年の混乱した日本を根柢的に見据える柔軟な感性と熟成した文明観。芳醇なエッセイ集
多感な青春時代に出会った一冊の本。安岡章太郎、城山三郎、田辺聖子、加賀乙彦、澤地久枝、塩野七生、赤川次郎などの豪華執筆陣が、自己の思い出の書について語るアンソロジー。
芥川賞は遂に社会的な存在となった。五味、松本、安岡、吉行、小島、庄野、遠藤、石原、近藤、菊村、開高、大江と絢爛たる偉容を誇る現代日本文学の主流派作家群
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