作品
3・11で露呈された現代日本の拠り所のなさ。遠くドイツ在住の筆者が、近代日本が失ったものを豊富な文学テキストから解き明かす。
映画館主の子に生まれ、映画館を遊び場として育ち、映画館を引き継いだ著者が、映画館の舞台裏、吉祥寺の文化を縦横に語る
寺山修司の秘書として16年間その仕事を支えた田中未知による永遠の問いかけ。読者を思考の迷宮に誘う伝説のアート本が待望の復刊!
稀有な表現者を支えたのは、三島由紀夫と中村八大という二つの巨星だった――。「ヨイトマケの唄」を通して音楽史の真実に迫る!
草創期のテレビ界を舞台に、さまざまな人物と交流しながら名声を高めた寺山修司。偶像化された鬼才の知られざる真実を描き出す
劇団四季の主宰者というだけでは括りきれない多方面にわたる活動と多彩な交友関係で知られる著者が、その人生の風景を鮮やかに綴った回顧録
四季折々の情景とともに詠まれ、愛されてきた俳句、短歌、川柳、現代詩――日本のうたの心を女流詩人が編んだ美しいアンソロジー
露伴、子規から岡本太郎、寺山修司、黒澤明、ナポレオンまで、古今東西の含蓄に富む四十の言葉を味わう。生の哲学が結晶した一冊
大正・昭和に文藝春秋で活躍した菊池寛、芥川龍之介、永井荷風、坂口安吾、白洲正子等なかなか読めない作品を一挙に集めた傑作選
異能の歌人が創作したテレビドラマは剽窃であった!? 草創期のテレビ界を舞台に、知られざる寺山修司の生きざまを描く人物ルポ!
ジェームス三木、寺山修司、川淵三郎、鈴木啓示、吉行淳之介、江夏豊など、気になる男たちを時には甘口で、時には辛口で綴る読物
頭、唇、乳房から涙、息、老いに至るまで、人間の「体」を詩人や芸術家はどう表現したか? 多数の図版と共に考察する、人体の小宇宙
石川達三、立原正秋、向田邦子、子母澤寛、山本周五郎、幸田文、井上靖、十返肇、有馬頼義、今東光、寺山修司。十一人の懐しき人々
こんな友がいたから、昭和は楽しかった。江戸川乱歩、寺山修司、古川緑波ら小説家、学者、演劇人三十四人の、昭和を彩った人びと
はだかの王さまは露出狂で、ピノキオはポルノ童話で、赤ずきんはニンフォマニアだ。「名作童話に復讐してやりたい」という著者の、ユニークな「新イソップ物語」。(高橋章子)
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