作品
人生諸般への鋭い洞察。小林秀雄、青山二郎らとの交流。能の素養に基づく古人への追慕。白洲正子入門かつ決定版といえる随筆集。
生命はどこから来たのか。時間はどこから生まれたか。生命原理解明のための最後のピースを探し、文理の知性を総動員して語り尽くす。
明治以来、日本には多くの無私の人、潔い人、天晴れな人、つまり「美しい日本人」がいました。厳選した73人の生き方が、胸に迫る!
吉田松陰の本質は軍事リアリズムだった? 天皇こそ超人だと唱えた北一輝の超進化論……11人の考える日本人を新たな視点で論じる。
鮮烈な作家デビューから、弟・裕次郎との絆、そして政界へ。 石原さんの存在そのものが、つねに「ニュース」であり続けました。 自由を愛し、海を愛し、家族を愛し、文壇を愛し、そして日本を愛した石原さん。 その文筆活動のエッセンスを集めた「ベスト・オブ・石原慎太郎」をお届けいたします。
美しく驕慢な女に無条件でひれふす男達の姿は宗教的法悦境にあるかのよう。絢爛な文体と鮮やかな風俗描写、小説の神髄に酔いしれる。
今なお読み継がれる稀代の批評家が己の批評スタイルすなわち詩法を編み出すに至るまでの軌跡を同時代文学者らとの交流などから辿る。
万葉集、論語からヒトラー『我が闘争』まで、気になりながら読み通せない古典を、博覧強記の批評家が刺激的かつ明解に解説。
「政治嫌いの文学者」というイメージが強い小林秀雄。だが著作を丹念に読むと、政治、戦争への深い関心と洞察が。新しい小林像。
夏目漱石、太宰治、中原中也、川端康成……文豪たちの、教科書には載らない人間臭い素顔を、文藝春秋創業者・菊池寛が教える。
3・11で露呈された現代日本の拠り所のなさ。遠くドイツ在住の筆者が、近代日本が失ったものを豊富な文学テキストから解き明かす。
宮沢賢治や神谷美恵子の、悲しみや離別、孤独についての言葉を読み解き、深い癒しと示唆で日経新聞連載時から反響を呼んだ二十六編。
古今東西の偉人、文人、哲学者から市井の人々まで、悩みをめぐる文献を渉猟し、悩んでみた。深くて軽く、重くも笑える稀代の一冊。
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