作品
『時雨の記』で知られる芥川賞作家の中里。山荘での独居を楽しみ『秀吉と利休』を上梓した野上。豊かな日常を綴った極上の随筆。
人生諸般への鋭い洞察。小林秀雄、青山二郎らとの交流。能の素養に基づく古人への追慕。白洲正子入門かつ決定版といえる随筆集。
表現に対し圧倒的に緻密で厳格な姿勢を持ち、美しくも毒々しい文体で綴る唯一無二の随筆。独自の視点で語る、文学、恋愛、性のこと。
対照的な生き方をした宇野千代と大庭みな子。それぞれの視点で「女」や「欲望」について、冷静にかつユーモラスに綴る名随筆。
淡々と記された人々の動きに宿る「人間くささ」。優しい眼差しで美しき“昭和”を描き出す。
森茉莉の豊潤で鋭い批評性を堪能できるエッセイと、吉屋信子のユニークな観察眼が光る交遊録。対照的な二人の作家による名随筆集。
漢籍素読から家事全般まで全て父・幸田露伴から仕込まれた幸田文。質朴かつ一筋縄でいかない文章は、生きた人間のように面白い。
総力特集 ミステリー新世紀 最強ラインナップ!&全国から史上最多の43校が参加! 第10回高校生直木賞 決定発表
日々老いを感じつつ山裾の町で暮らす雪代。ある日やってきた植木屋の青年に興味を惹かれるが、彼の恋人は初老の現役風俗嬢だという。
100歳メッセージ、直木賞受賞作・自選傑作集、抱腹絶倒エッセイに作家対談、読むと元気になる生涯年譜?など盛りだくさんの一冊。
〈進化を続ける作家の軌跡〉 最新ロングインタビュー「八咫烏たちと歩んだ十年間の作家生活」 など掲載
「文藝春秋」創刊以来の名物として続く巻頭随筆から、選り抜き百篇を集めた一冊。芥川龍之介をはじめ、日本最高峰の文筆家がずらり。
新春吉例 人気作家豪華競演&文藝春秋、百年の記憶/第168回直木賞候補作発表
島本理生『2020年の恋人たち』に決定した、第1回本屋が選ぶ「大人の恋愛小説大賞」詳細を掲載!
7年半ぶりにW受賞となった今季の直木賞は、佐藤究『テスカトリポカ』、澤田瞳子『星落ちて、なお』
もうすぐ98歳を迎える佐藤愛子さん。自らが選りすぐり、作家としての全軌跡をたどった完全保存版ムック!
情熱的に生きてきた。最後まで自分らしく、望むことは罪なのか。尊厳死を描く圧倒的長編
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