作品
定年後に何を読むかは重要な課題だ。それに応えて余りあるのが本書だ。この1冊があれば、古典も歴史も90歳を過ぎても読了しない。
江戸の総務部総務課――藩邸差配役には日々、大小さまざまな厄介事が持ち込まれる。ある日、「若殿が消えた」との報が……。
『吾輩は猫である』から『しらふで生きる』まで、文学の隣にはいつも酒がある。のんべえ心に刺さるツボな選書で味わう読書エッセイ。
江戸参府のオランダ使節定宿「長崎屋」の美しい姉妹が巻き込まれる一大疑獄「シーボルト事件」を、青春群像劇として描いた傑作長編。
一九四九年、国鉄総裁が轢断死体で発見された。謎を追うGHQ捜査官に戦後日本の闇が迫る。英国の鬼才が昭和の魔を描く戦慄の傑作。
夏目漱石、太宰治、中原中也、川端康成……文豪たちの、教科書には載らない人間臭い素顔を、文藝春秋創業者・菊池寛が教える。
「Water」「初恋温泉」「パレード」など初期短篇から傑作長編、書き下ろし自伝小説まで全十三作。青春の熱気、せつなさ、衝撃!
ネパールから来た嫁、次々と起きる奇怪な出来事。失踪した嫁を探して辿り着いた神の山、ゴサインタンとは? 山本周五郎賞受賞作
没後50年、いまもなお読み継がれる巨匠の傑作短篇から、沢木耕太郎が選び抜いた名品。シリーズ4冊を便利な合本で!
孫娘を妾にと言われた祖父の意地「野分」、流産で子を持てない夫婦の哀しみ「並木河岸」、主君と幼友達の歳月「桑の木物語」等九編。
夫に恋する女とその父の愛を描く「寒橋」、置いて行かれた子を育てる浪人「人情裏長屋」、これぞ肝っ玉母さん「かあちゃん」等九編。
膨大な山本周五郎の短編群から選びに選ばれた名品――「ちいさこべ」「法師川八景」「榎物語」「こんち午の日」「橋の下」等九編。
膨大な山本周五郎の短編群から選びに選ばれた名品――「ちいさこべ」「法師川八景」「よじょう」「榎物語」「こんち午の日」「橋の下」「若き日の摂津守」等全九編。(沢木耕太郎)
膨大な山本周五郎の短編群の中から選びに選ばれた名品――「あだこ」「晩秋」「菊千代抄」「ちゃん」「松の花」「おさん」等全九篇。
生涯膨大な数の短編を遺した山本周五郎。時代を越え読み継がれる名品――「あだこ」「晩秋」「菊千代抄」「ちゃん」「松の花」「おさん」等全九篇。
商社で働く栄利子は、お気に入りの主婦ブロガー・翔子と出会い意気投合。だが距離感をうまくつかめない二人の関係は徐々に変化して。
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