作品
「才女」の形容を遥かに超えたベストセラー作家有吉と、夫・恋人・息子への愛の苦悩を歌と小説に昇華させた岡本の遺した散文、書簡。
かつて惚れ合っていた女性と再会をした井出勝之助は、自分に子供がいたことを知らされる。この再会の背後にある、女の悲しい過去。
明治以来、日本には多くの無私の人、潔い人、天晴れな人、つまり「美しい日本人」がいました。厳選した73人の生き方が、胸に迫る!
昼は腕の良い職人、裏の顔は「地獄への案内人」。女の敵は許さない、時代小説界のニューヒロイン・仕立屋お竜の剣技が冴える第三弾。
著名哲学者の手紙の盗難と、川船で発見された全裸の首なし屍体、そして39年前のトランク詰め首なし屍体。3つの事件を駆は追う。
岡本喜八、黒澤明ら名監督との出会い、高峰秀子、原節子、勝新太郎ら伝説の俳優との仕事、そして現在の映画界について語り尽くす。
高倉健さんが亡くなって2年。日本映画の黄金時代そのものだった昭和の大スターの、清廉高潔な生き方と魅力を余すことなく伝える追悼
「幸村の天才遺伝子」磯田道史/「激闘 関ヶ原」本郷和人/大座談会「信長・秀吉・家康」 ほか
「司馬さんが日本に遺したもの」磯田道史×半藤一利/私は『この国のかたち』をこう読んだ/日本史年表で見る司馬作品群 ほか
荷風、百閒、澁澤龍彥、吉行淳之介…食にまつわる不安と喜び、恐怖と快楽を描いた傑作の数々。次代に伝えたい「食べる」という教養。
石川啄木や江戸川乱歩、遠藤周作から高橋克彦、浅田次郎、林真理子まで。文士劇の歴史と魅力が一望できる画期的なアンソロジー。
有吉佐和子が20代頃に書いた自負溢れるエッセイや後年のルポ、岡本かの子が夫・一平、息子・太郎そして自分を綴った文章の数々
女性作家3人が選んだ、驚きと感動に満ちた時代小説6篇。極めつきの名短篇が与えてくれる「希望」をめぐる充実の解説座談会付き
岡本太郎と縄文を語り、梅棹忠夫と民族国家を考え、佐原真に弥生人の食生活を聞く。他に稲作文化やロシアについて総勢7人と対談
露伴、子規から岡本太郎、寺山修司、黒澤明、ナポレオンまで、古今東西の含蓄に富む四十の言葉を味わう。生の哲学が結晶した一冊
明治以来の日本の対外進出、侵略は、アジアにそして日本人の世界観にいかなる影響を与えてきたか。それを検証しつつ共生の道を探る
秋野不矩、川上澄生、熊谷守一、土門拳、岡本太郎、イサム・ノグチ……日本のあちこちにある芸術家たちの夢の場を訪ね歩いてみた
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