作品
毎年命日近くに催される菜の花忌シンポジウム。親交があった人、作品を愛する人、様々な識者が語らう「司馬さん」。文庫オリジナル。
「文藝春秋」創刊以来の名物として続く巻頭随筆から、選り抜き百篇を集めた一冊。芥川龍之介をはじめ、日本最高峰の文筆家がずらり。
各界の俊英が2021年に日本が直面する100の課題を徹底的に論じる。
普通の高校生や大学生だった彼らが、松本智津夫に傾倒していったのはなぜか? 江川紹子のオウム裁判記録第4弾!
「幸村の天才遺伝子」磯田道史/「激闘 関ヶ原」本郷和人/大座談会「信長・秀吉・家康」 ほか
司馬文学の大長篇という大山脈を眺めわたす豊かな短篇という峠の数々を発表順に編纂。第一巻は未刊行十八篇を含む二十一篇を収録
幕府の長州征伐の重圧で佐幕化した長州藩で、わずか八十人で兵を挙げた高杉晋作のクーデターは成功するが、時運は移り変っていた
両戦争の陸戦・海戦の知られざるエピソードを満載。乃木は名将か愚将か、司令官の器量とは、日本海海戦の真実など白熱の大議論
天子になることを夢想した北一輝。天皇を恋慕し続けた三島。北を終生、許さなかった天皇。近代史に隠された壮絶な「人間ドラマ」の全て
根拠なき改訂、恣意的な削除……。戦没学徒の遺稿最新版には不可解な部分が少なくない。彼らの静かな叫びを、次代にいかに伝えるか
教育基本法改定、アメリカニズムの払拭、文化と伝統に根ざす共同体再構築、小泉改革への期待と批判……縦横無尽に現代日本を語る
絶望的な学校教育、歪んだ男女関係、異常な日米の歴史……。『ものぐさ精神分析』の著者が読み解くと世界はこんなにわかりやすい!
右翼の巨頭、頭山満の足跡を丹念に追い、その人間的魅力に迫りながら、大胆な日本人論、アジア論を縦横無尽に展開する傑作評伝!
“文学的革命者”雲井龍雄。人魚図に自らを写した松森胤保。盲目の会津武士、山本覚馬。近代史を駆けぬけた“畸人”三人を描く
基本理念なき日本の対外借款、経済援助は大東亜共栄圏の焼き直しにすぎない。国際化が必須の今、日本の取るべき進路を真摯に問う
クレイになれなかった男・カシアス内藤、栄光の背番号3によって消えた三塁手、自殺したマラソンの星・円谷幸吉など、勝負の世界に青春を賭けた者たちのロマンを描く。(松本健一)
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