作品
NHK朝ドラ「花子とアン」ヒロイン村岡花子の“腹心の友”葉山蓮子のモデルとされる柳原白蓮が、社会活動家の宮崎龍介と駆け落ちしたのがいわゆる「白蓮事件」である。白蓮は事件から四年後の昭和二年に『文藝春秋』誌上で「我が恋愛観」と題する文章を発表していた――。
福沢諭吉は「人の上に人を造れ」と主張/乃木将軍は戦下手ではない/昭和天皇がゴルフをやめた訳/杉原千畝は美談の主ではない…
大正十年、柳原白蓮は、夫である九州の炭鉱王・伊藤伝右衛門の屋敷を出て、青年弁護士・宮崎竜介のもとへはしる。新聞界を二分し、世論を沸騰させた妖艶歌人の“不倫”の真実を描く。
九条武子、柳原白蓮、江木欣々と並び称された美貌の女性、日向きむ子が歩んだ素晴らしくも波瀾に富んだ人生を多くの人に知って欲しい
有夫の女の姦通が罪であった大正時代、石炭王・伊藤伝右衛門のもとから宮崎滔天の息、竜介へと奔った歌人柳原白蓮、燁子の全生涯
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