作品
荷風、百閒、澁澤龍彥、吉行淳之介…食にまつわる不安と喜び、恐怖と快楽を描いた傑作の数々。次代に伝えたい「食べる」という教養。
「オール讀物」掉尾を飾る名コラムの十七年分を一冊に。開高健、永井龍男、丸谷才一、吉行淳之介など二十四人の作家による珠玉の小品。エッセイの醍醐味が味わえる。(向井)
昭和十年の創設以来、この最も権威ある文学賞に編集者として関わり、戦後は作家として選考委員をつとめた筆者が、その折おりの出来事をエピソードも豊富に記す“日本文学史の証言”。
芥川賞の選考委員退任を機に第一回からの関係者である著者の、当事者のみが知りえた秘話を交えて愛惜こめて描く両賞の波乱の歴史
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