作品
複雑な家庭環境、義母との確執、映画デビュー、青年・黒澤明との初恋など、波瀾の半生を常に明るく前向きに生きた著者が、ユーモアあふれる筆で綴った傑作自叙エッセイ。(沢木耕太郎)
毎年命日近くに催される菜の花忌シンポジウム。親交があった人、作品を愛する人、様々な識者が語らう「司馬さん」。文庫オリジナル。
クレイになれなかった男・消えた三塁手・自殺したマラソンの星―勝負の世界に賭けて燃え尽きていった者たちの姿を描いた古典的名著。
山田洋次、沢木耕太郎、杉本博司、倉本聰、秋元康、宮崎駿、糸井重里、篠山紀信、谷川俊太郎、鈴木敏夫、横尾忠則、坂本龍一に学ぶ。
没後50年、いまもなお読み継がれる巨匠の傑作短篇から、沢木耕太郎が選び抜いた名品。シリーズ4冊を便利な合本で!
孫娘を妾にと言われた祖父の意地「野分」、流産で子を持てない夫婦の哀しみ「並木河岸」、主君と幼友達の歳月「桑の木物語」等九編。
夫に恋する女とその父の愛を描く「寒橋」、置いて行かれた子を育てる浪人「人情裏長屋」、これぞ肝っ玉母さん「かあちゃん」等九編。
膨大な山本周五郎の短編群から選びに選ばれた名品――「ちいさこべ」「法師川八景」「榎物語」「こんち午の日」「橋の下」等九編。
膨大な山本周五郎の短編群から選びに選ばれた名品――「ちいさこべ」「法師川八景」「よじょう」「榎物語」「こんち午の日」「橋の下」「若き日の摂津守」等全九編。(沢木耕太郎)
膨大な山本周五郎の短編群の中から選びに選ばれた名品――「あだこ」「晩秋」「菊千代抄」「ちゃん」「松の花」「おさん」等全九篇。
生涯膨大な数の短編を遺した山本周五郎。時代を越え読み継がれる名品――「あだこ」「晩秋」「菊千代抄」「ちゃん」「松の花」「おさん」等全九篇。
多くの傑作を撮影したロバート・キャパ。故国を出てから落命するまで、その現場を探求し、著者自らの写真によって克明に追跡する
高倉健さんが亡くなって2年。日本映画の黄金時代そのものだった昭和の大スターの、清廉高潔な生き方と魅力を余すことなく伝える追悼
史上もっとも高名な報道写真「崩れ落ちる兵士」。その背景には驚くべきドラマがあった。「キャパ」はいかに「キャパ」になったのか。
1945年から2014年まで、それぞれの年を象徴するできごとを取り上げた電子書籍を1冊ずつセレクトし、計70冊を紹介。
トロツキー、スペイン内戦、ノルマンディー上陸……現代史を切り取ったキャパの数多の名作はいつ、どこで、どのように撮られたのか?
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。