作品
母の肺癌判明を機に出会った世界的物語作家と聖路加の医師が文学から医学の未来まで語り合う。未曾有のコロナ禍を受けて新章増補版。
囲碁棋士の服部因淑は、幼い吉之助に出会い、そのヨミを認め、弟子にする。この童子こそ、後に「幻庵」と呼ばれる稀代の棋士だった。
日本、朝鮮、琉球。東アジア三か国を舞台に、侵略する者、される者それぞれの矜持を見事に描き切った歴史小説。松本清張賞受賞作。
老いて演じられなくなることを死ぬことよりも恐れていた三國連太郎。役者としての自身を厳しく追求し続けたその生涯を描く。
ただ一人心を許した同僚の失踪、その後明かされたもう一つの顔……崩壊の予兆と人知れぬ思いを繊細に描く芥川賞受賞作、他二篇。
樺太で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフは故郷を奪われたポーランド人や、若き日の金田一京助と出会い、自らの生きる意味を見出す。
敗色濃いミッドウェイ海戦で「たった一隻の戦い」を敢行した伝説の潜水艦「伊168」。息詰まる戦闘シーンを迫真の筆致で描く!
日本、朝鮮、琉球。東アジア三か国を舞台に、侵略する者、される者それぞれの矜持を見事に描き出した松本清張賞受賞作。
『バッテリー』『NO.6』のあさのあつこが描く!江戸時代を舞台に、少年たちの成長と葛藤を描く、人気青春活劇全八巻がこの一冊に。
本気で政を変えようとする圭寿を不意に闇神波が襲う。そのとき燦、そして伊月は――。少年達が闘う大好評シリーズ、ついに最終巻。
伊月と静門院が結ばれ、圭寿とお吉も――。いよいよ藩の復興事業に着手する。一足先に田鶴へ戻った燦が口にした頼み事とは?
田鶴藩の後嗣・圭寿、彼に寄り添う伊月、そして闇神波一族の生き残りと出会った燦。妖婦・静門院によって少年たちの関係にも変化が。
江戸の膿を掻き出し、田鶴藩のたて直しを誓った圭寿。「圭寿様に従う。それだけがわが道だ」――伊月も燦とともに闇神波に挑む。
高校生の南くんとちよみが繰り広げる、少し甘く、ちょっぴり切ないラブ・ストーリー。漫画史上燦然と輝き続ける青春恋愛ドラマ
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。