作品
時代に翻弄された信徒の軌跡を描く秀篇。日本キリスト教文学に新たな地平を切り拓く野心作がいまここに!
100歳メッセージ、直木賞受賞作・自選傑作集、抱腹絶倒エッセイに作家対談、読むと元気になる生涯年譜?など盛りだくさんの一冊。
毎年命日近くに催される菜の花忌シンポジウム。親交があった人、作品を愛する人、様々な識者が語らう「司馬さん」。文庫オリジナル。
「文藝春秋」創刊以来の名物として続く巻頭随筆から、選り抜き百篇を集めた一冊。芥川龍之介をはじめ、日本最高峰の文筆家がずらり。
最後の木版浮世絵師といわれた光線画家・小林清親の波瀾に充ちた半生と江戸から明治に移りかわる風俗、庶民の生きざまをあざやかに描いた第百回直木賞受賞の長篇。(田辺聖子)
戦中・戦後の激動の時代、“書く”という困難な道を選んだ女性たちの、しなやかで力強い生き様を描いた、梯久美子の“父娘”論。
・既刊から180度発想を転換し、時代を象徴する出来事に遭遇した人物にスポットライトを当てることにしたーー保阪正康 ・本書に収録した記事は(中略)日々忙しく暮らしている一般の生活者に届けようとしたジャーナリズムの成果であるーー辻田真佐憲
“歌に生き恋に生き”た世界的に名を馳せたオペラ歌手藤原義江。英国人の貿易商を父に、下関の琵琶芸者を母に持った義江の波瀾の人生を描いた直木賞受賞作。(田辺聖子)
独身、それは楽しい。結婚、それも楽しい。達人・田辺聖子の宝石のような言葉で「人間の可愛げ」を見つめ幸福を感じる25編。
月刊「文藝春秋」に掲載され、話題となった、田辺文学の源泉にして時代の証言。
もうすぐ98歳を迎える佐藤愛子さん。自らが選りすぐり、作家としての全軌跡をたどった完全保存版ムック!
純文学からマンガ、へんなエッセイまで、川上弘美が「ほんとうにいい」と思った144冊。あなたを心よろしき読書へ誘うガイドブック
人生で人間の上機嫌はいちばんすてきなもの――愛するものを一つでも多く、毎日を楽しくする名人・田辺聖子さんが遺した珠玉の言葉。
「イケメン貴公子と恋をしたい!」と願う月冴姫の前に妖怪が現れた。彼らの助けを借りながら、運命の恋に突き進む平安ファンタジー。
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