作品
大坂堂島に実在した「米市場」を舞台に商人vs幕府の闘いを描く一大エンターテインメントが連載スタート!
ヤマト政権が成立したのは、果して三世紀か、五世紀か、七世紀か。最新の発掘成果をふまえて古代史最大の謎・この国のルーツに迫る
黄金丸の船頭として海を駆ける笛太郎。シャムでの実の父親との邂逅は、宿命の対決の始まりだった――。傑作海洋冒険小説の新展開。
日本の海賊の姿を生き生きと活写し、海に生きる男たちの夢とロマンを描いた海洋冒険時代小説の最高傑作。第97回直木賞受賞作。
黄金丸の船大将・笛太郎は、シャムを本拠地とする実父と宿命的な対決をする。海賊の生態を描いて、海洋時代小説の金字塔となった直木賞受賞作「海狼伝」の続篇。(縄田一男)
海賊王・藤原純友から村上水軍、倭寇、山田長政、鄭成功など、海を荒らし回ったサムライたちの実像と時代背景を描く格好の歴史読み物
さまざまな苦難の果てに日本に漂着したウィリアム・アダムスは、家康と対面、幕府覇権の確立に大きく貢献する。著者畢生の超大作
剣友・源吾の首をとった窃盗団の頭領、張竹芳を追って、卯之助と正五郎は上海へ。そして事件帖はついにクライマックスを迎える
寛政4年、島原の前山が大噴火、地震と津波を誘発し、城下町は一夜にして砂漠と化した。大自然の猛威を描く表題作ほか中短篇全4作
対馬で育った少年笛太郎が、史上名高い村上水軍の海賊集団に加わり、“海のウルフ”として成長していく青春を描きながら、海賊の生態を活写した直木賞受賞作。(尾崎秀樹)
妻子と別れて故郷博多に戻った精一郎。がんに冒されながら、結婚と離婚を繰り返す敦。新直木賞作家が描く、どん底からの再生物語
会社、家族、心……。何もかも壊して帰郷した男を、小学生から四十年来の親友「あっちゃん」だけが見守っている。書き下ろし傑作長篇
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