作品
「人間はみなエゴイスト」。日常から得た着想を語った連続講演が初の活字化。近代主義に抗した知の巨人のエッセンスが詰まった一冊。
「鉢木会」の大岡昇平、吉田健一、三島由紀夫らとの衝突と交誼。親子の葛藤、老いと晩年。次男である著者が追想する人間・福田恆存。
徴用工、慰安婦といった問題を蒸し返され、後戻りできないところまで悪化した日韓関係について識者が論じる。
悪、現実、歴史、西洋と日本……現代日本人にとっての根本テーマをどう考えるか? 学生相手に正確な言葉遣いで平易に語り尽くす。
荷風、百閒、澁澤龍彥、吉行淳之介…食にまつわる不安と喜び、恐怖と快楽を描いた傑作の数々。次代に伝えたい「食べる」という教養。
俗論に流されず、貫き通した持論とは。小泉信三、田中美知太郎から石原慎太郎まで、碩学十三人が一石を投じた「常識」の集大成!
「劇場への招待」「演出論」「私の演劇白書」など、全集未収録の演劇論、自ら失敗作として書籍化を断念した戲曲「恋愛合戦」を収録
松本幸四郎(白鸚)一統と文学座の共演で話題を攫った「明智光秀」、弱者天国の日本を撃つ、劇団欅の旗揚げ公演「億萬長者夫人」ほか
保守派の巨人が、保守化した現代日本に対して、何を思うか。学生時代、師事し肉声を聞いてきた弟子が、2人の気持ちを代弁して語る
詩劇「崖のうへ」と、それをもとに科白を韻文で書いた「明暗」、2組の男女から立体劇空間をつくりだす「一族再會」などを収録
現代人の分裂的性格を鋭く衝いた代表作「龍を撫でた男」や、人間喜劇「現代の英雄」を収録。ラジオドラマ4作品は、初の活字化
シェイクスピア、ギリシャ悲劇の翻訳・演出に力を入れた著者のオリジナル戲曲を集大成。第一巻には、名作『キティ颱風』を収録
シェイクスピア、ギリシャ悲劇の翻訳・演出に力を入れた著者のオリジナル戲曲を集大成。
政治、経済、思想、インテリジェンスの混迷は、贋物が本物の顔をして横行しているからだ。今こそ“真贋”を見極める確かな視座を
「女の一生」誕生秘話、2人の夫との結婚生活、文学座分裂の舞台裏など、新しく発見された事実で甦る名女優の波乱に満ちた生涯
昨今の哲学ブームに異議を唱える著者が、形而上学から人々に愛の一撃を御見舞い! ずばり核心のみをついた哲学的辛口人物批評集
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。