作品
彼以前は西洋料理だった。彼がほんもののフランス料理をもたらした。その男、辻静雄の半生を描く伝記小説——世界的な料理研究家辻静雄は平成五年惜しまれて逝った。(向井敏)
「腹のことを考えない者は頭のことも考えぬ」との名言に導かれ、王侯の食卓からドン底の食事、はては人肉嗜食までの“食”の驚異を追い求め、表現し尽くした名著。(辻静雄)
元銀行員の前途を励ます会で、彼は殺害され、集まった全員がバブル時代、彼と関わっており、殺す動機があった。著者初の犯罪小説
新聞記者から転身、あべの辻調理師専門学校を設立しフランス料理の研究、普及に尽力した辻静雄がつづった、料理の楽しみ方からフランス料理研究の粋にいたる著者最後のエッセイ論集。
世界一のフランス料理学校を設立した著者が自らの半生を綴るエッセイと長年研究した東西料理比較や料理史の蘊蓄を披露した十五篇
彼以前は西洋料理だった。彼がほんもののフランス料理をもたらした。その男、辻静雄の半生を描く伝記小説――各紙絶讃の料理小説
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