作品
半藤さんの眼を通すと、歴史をつくった人間の顔が見えてくる。膨大な著作、発言などから選りすぐった人物論、人間観のエッセンス。
・既刊から180度発想を転換し、時代を象徴する出来事に遭遇した人物にスポットライトを当てることにしたーー保阪正康 ・本書に収録した記事は(中略)日々忙しく暮らしている一般の生活者に届けようとしたジャーナリズムの成果であるーー辻田真佐憲
加藤友三郎の賢明な決断、近衛文麿の日本の歩みを誤った決断。ワシントン体制の国際協調から終戦までを政治学の巨人が問い直す!
華族間にもある格差、意外と多い中退者、軍学校進学の奨励、女子教育の難しさ。木戸、近衛、東条、志賀、三島はここで何を学んだか。
日本で初めて夜間の空母着艦に成功した戦闘機乗りの草分け、亀井凱夫。彼の兄弟、親子の生涯を軸に、大日本帝国の最期を描く――。
元老・西園寺公望の側近だった原田熊雄。その女婿だった著者だけが知りえた昭和史の貴重な証言等を基に、昭和史の奥の院を描き出す。
太平洋戦争開戦から70年。広田弘毅、近衛文麿、…指導者たちの失敗の本質を、半藤“検事”と加藤“弁護人”が徹底討論!
本巻は真珠湾攻撃から終戦までを扱う。聖断はいかに下されたか。「文藝春秋」好評連載中の著者ライフワーク、クライマックスへ!
松岡洋右、広田弘毅、近衛文麿、木戸幸一、昭和天皇を俎上に。半藤は検察官として罪状に迫り、弁護士加藤は情状酌量の根拠を開陳
音楽やスポーツが得意で、社交界のスターにも。戦中は一転、家事と育児で辛苦をなめるがくじけない。ある徳川家の女性の回想記
米国留学、上海での身を焦がす恋と和平工作、そしてシベリアでの謎の死。元首相近衛文麿の長男文隆の激動の生涯を描く渾身の一作
伊藤から小泉まで、歴代総理50人を百点満点で採点する――国家衰退を憂う無頼評論家が遂に抜いた「伝家の宝刀」の切れ味を見よ!!
ファッショ勢力の台頭から太平洋戦争の敗北までの昭和の動乱を、天皇と西園寺公望、近衛文麿、木戸幸一、原田熊雄ら重臣群像を中心に政治の中枢の変転を活写した歴史ドキュメント。
元首相の嫡男でありながら、抑留先のシベリアで獄死した近衛文隆。その数奇な生涯と、謎に満ちた死の全貌を明らかにする衝撃作
西園寺公望、木戸幸一、近衛文麿と原田熊雄。重臣たちが原田の女婿である著者に語った新事実により描く、昭和前半史の激動のドラマ
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