作品
定年後に何を読むかは重要な課題だ。それに応えて余りあるのが本書だ。この1冊があれば、古典も歴史も90歳を過ぎても読了しない。
「文藝春秋」創刊以来の名物として続く巻頭随筆から、選り抜き百篇を集めた一冊。芥川龍之介をはじめ、日本最高峰の文筆家がずらり。
鮮烈な作家デビューから、弟・裕次郎との絆、そして政界へ。 石原さんの存在そのものが、つねに「ニュース」であり続けました。 自由を愛し、海を愛し、家族を愛し、文壇を愛し、そして日本を愛した石原さん。 その文筆活動のエッセンスを集めた「ベスト・オブ・石原慎太郎」をお届けいたします。
東京は日本橋区の生れで、和菓子屋の九代目の長男。小林さんが出会った喜劇人や作家たち、映画を語る「週刊文春」連載の最終巻。
吉村昭と「東京の戦争」、野坂昭如と「無責任論」、丸谷才一と「戦争と艶笑」、野中郁次郎と「撤退と組織」…十二人と語る激動の時。
稀有な表現者を支えたのは、三島由紀夫と中村八大という二つの巨星だった――。「ヨイトマケの唄」を通して音楽史の真実に迫る!
週刊文春名物連載から坪内祐三氏が厳選した55本を収録。世紀末ニホンを話題に筆が冴えるコラムは、今こそ読み直すべき雑文の王道。
野坂昭如さんとの往復書簡。熱くて激しいメッセージ、涙なしには読めません。阿川佐和子、吉永小百合、瀬戸内寂聴ほか37人と。
女性とは、いったい何者か? めざすは情愛、情交の頂点だ。男にとっての永遠のテーマに、主人公は果敢に挑戦。艶笑物語の白眉です。
疲れた主婦を癒す指圧院、美しい教師と生徒ばかりのアートスクール、挿入のないセックスを追求するカップル。九つの極上の官能短編。
かつて小説雑誌が全盛だった昭和40年代、その一翼を担ったのが他ならぬ官能特集でした。それから半世紀近く経ちましたが、いかなる世であっても男女の仲に秘められた情理を描くのが小説の真髄。本書には、歴代オール讀物編集部がエロスの深淵を追求してきた、その熱気が横溢しています。
戦争によって両親を失った幼い兄妹がたどる過酷な運命を、リアルかつ繊細な演出により描き出した不朽の名作が文庫コミックに。
有名・無名、死亡・生存を問わぬユニークな交友録、身辺雑記から皇室への思い、さらには対談から往復書簡までを収録した、本当にお得な1冊!
「118歳死刑囚の長生きの秘密は?」「老人に勃起テストが義務化!」などなど、ノサカが現代日本を痛烈に哄笑する痛快作6篇
筒井康隆、井上ひさし、吉行淳之介など12人の作家が交替で編集長を務めた希有な雑誌に登場した著名人の本音爆笑インタビュー集
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