作品
明治以来、日本には多くの無私の人、潔い人、天晴れな人、つまり「美しい日本人」がいました。厳選した73人の生き方が、胸に迫る!
太宰治の「逆ギレ事件」から、辛口評で鳴らした石原慎太郎の引退までの秘話満載。名物文芸記者による日本一有名な文学賞の八十年。
「司馬さんが日本に遺したもの」磯田道史×半藤一利/私は『この国のかたち』をこう読んだ/日本史年表で見る司馬作品群 ほか
文藝春秋の電子書籍約3000点を対象にして、2015年1年間全ての電子書店の電子書籍売上を集計した、電子書籍ベスト100です。
吉田健一、ヘミングウェイ、開高健、チャトウィン、大岡昇平……古今東西17人の作家たち。なぜ彼らはこれ程旅を愛し旅を記したのか
食の世界に語り継ぐべき名店があり、そこに職人あり。祇園の割烹から渋谷の居酒屋まで、「一見さん」には書けない、ちょっといい話
芥川龍之介、開高健から小川洋子、村上春樹まで——「人生におけるあらゆる選択」をテーマに沢木耕太郎が選ぶ濃密な13の短篇
酒、食、阿片、釣魚など、魅惑のテーマを精緻な文体で描き切った傑作短篇集が新装版でよみがえる。「玉、砕ける」など6篇を収録
廉価であることだけが文庫本の魅力ではない。古典からマンガまで、ならではの楽しみを網羅する読書案内。『文庫本福袋』に続く第2弾
戦場取材に疲れはてた男は森と河に慰めを見出し、釣り人となった。名エッセイスト在りし日の姿、珠玉の言葉で綴る、没後20年記念刊行
筒井康隆、井上ひさし、吉行淳之介など12人の作家が交替で編集長を務めた希有な雑誌に登場した著名人の本音爆笑インタビュー集
高校2年のけだるい夏休み、同級生の女の子が続けて死んだ…。開高健氏絶賛の、サントリーミステリー大賞読者賞受賞のデビュー作
日本と近隣国との歴史を考える一冊。陳舜臣と中国を金達寿・李御寧と韓国を、開高健とモンゴルを語り、それぞれの近代を顧みる
「やってみなはれ」の精神でサントリーを一大洋酒メーカーに育て上げ、一方で文化振興に力を尽くした男の実像に元ブレーンが迫る
著者にとって青少年時代はとめどもない二日酔であった。そのブルー・マンデーの青春を生きたひとりの青年の自己形成のあとを追い、青春の陰影を詩情あふれる文体で定着させる。
明治以来の日本の対外進出、侵略は、アジアにそして日本人の世界観にいかなる影響を与えてきたか。それを検証しつつ共生の道を探る
「腹のことを考えない者は頭のことも考えぬ」との名言に導かれ、王侯の食卓からドン底の食事、はては人肉嗜食までの“食”の驚異を追い求め、表現し尽くした名著。(辻静雄)
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