作品
日本人を貫く原理とは何か? 歴史に造詣の深い萩原延壽、山崎正和、綱淵謙錠と自在に語り合う。日本の今を予言した対談集。
山師、策士と呼ばれ今も誤解のなかにある清河八郎は、官途へ一片の野心ももたない草莽の志士だった。清冽な男の33年の生涯を描く。
「幸村の天才遺伝子」磯田道史/「激闘 関ヶ原」本郷和人/大座談会「信長・秀吉・家康」 ほか
近代日本の「青春」を描いた司馬文学の金字塔。その雄篇にひそむ謎を、斬新な視点と平易な語り口で解き明かすファン必読の1冊
司馬文学の大長篇という大山脈を眺めわたす豊かな短篇という峠の数々を発表順に編纂。第一巻は未刊行十八篇を含む二十一篇を収録
昭和三十年代、人々は映画の中に「明日」を夢見ていた。日活とそこに集ったスター達を通じ経済成長前夜の時代精神を描いた長篇評伝
奥羽列藩を襲った幕末狂乱の嵐のなか、討薩ひとすじに奔走し倒れた雲井龍雄の生涯を、熱気のこもった筆致で描いた異色長篇歴史小説。
ゼロ戦設計士・堀越二郎をモデルに『風立ちぬ』を制作した宮崎駿が、敬愛する半藤一利のところへ話を聞きに行く! 完全オリジナル。
十三年以上に亙り「文藝春秋」の巻頭を飾った名随筆をまとめた第四巻。欧米遊学の話、テレビへの苦言など、行間に漂う気品を味わう。
出世をしくじった大番屋元締・鏡三郎のもとに、毎日のように持ち込まれる相談事。加えて家族にも厄介事が起きて……シリーズ第3弾!
計らずも友の仇討ちを果たした侍の胸中を描く「花映る」ほか、苛烈な運命にも屈しない人々の高潔な魂を鮮やかに描く6つの物語
人間の計らいを越えた運命の糸にあやつられ、奈落に落ちてゆく男たちの宿命——独自の色調で描かれる初期の傑作5篇を収録!
絶品ソースカツ丼、スキミタラ、マムシ料理……ビールを片手にローカル線でのんびりいこう! ショージ君流用事のない旅の楽しみ方
『坂の上の雲』の秋山兄弟、『竜馬がゆく』の坂本竜馬をはじめ、司馬作品のリーダーたちの魅力を、半藤一利、磯田道史らが語り尽くす
満州引き揚げからバブル崩壊まで。著者がつけた膨大な家計簿の中から、過ぎ去りし昭和の面影を探り出して綴る、珠玉のエッセイ集
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。