作品
重度障害者の井沢釈華は、十畳の自室からあらゆる言葉を送り出す。圧倒的迫力&ユーモアで選考会に衝撃を与えた文學界新人賞受賞作。
松井まどか、高校2年生。優しさと気遣いの定型句に苛立ち、肉体から言葉を絞り出そうともがく魂を描く、圧巻のデビュー作。
仲良しな二人、意外な二人、同志な二人……作家が互いの本を読んで語り、オススメ本を教え合う。読書の枝葉が伸びる豪華対談集。
十五歳のわたしの家にやってきた三十七歳のレミちゃん。作家を目指していたレミちゃんには「ふつうの人と違う」ところがあった……。
おちこんだりもしたけれど、私はげんきです…内田樹、青山七恵ら豪華執筆陣が少女の成長物語の金字塔「魔女宅」の魅力を読み解く。
美しかったり、謎めいていたりする、隣の人びと。すれ違ってゆく、忘れられない人たち。日常を切り取って紡ぎだした、奇跡の六篇。
「ふつうの人と違う」37歳の元文学少女レミちゃんと15歳の作家志望のわたしが過ごした1年。切ないラストに胸がつまる感動作
愛してくれる男、逢いたい男、忘れられない男。自分の気持ちに正直に生きる女の楽しさと淋しさ。恋と人生を甘やかに描いた長篇小説
美しかったり、謎めいていたりする、私の隣の人々。芥川賞作家にして史上最年少の川端賞作家による「これぞ小説」な味わいの6篇
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