作品
定年後に何を読むかは重要な課題だ。それに応えて余りあるのが本書だ。この1冊があれば、古典も歴史も90歳を過ぎても読了しない。
日本史を語らせたら当代一の磯田氏が、各界の達人と繰り広げる歴史談義。日本人の起源から昭和の戦争まで、目からウロコの連続です。
大きな喪失を抱えて谷川俊太郎、小泉今日子、坂本龍一、シャルロット・ゲンズブールら15人と一対一で向き合い執筆したエッセイ集。
毎年命日近くに催される菜の花忌シンポジウム。親交があった人、作品を愛する人、様々な識者が語らう「司馬さん」。文庫オリジナル。
「文藝春秋」創刊以来の名物として続く巻頭随筆から、選り抜き百篇を集めた一冊。芥川龍之介をはじめ、日本最高峰の文筆家がずらり。
いま知っておくべき論点を1テーマずつ専門家がコンパクトに解説。混沌とした世界を見通すための1冊。
「ごんぎつね」の読めない小学生、反省文の書けない高校生……言葉を失った子供たちの実態と、国語力回復の道筋を描く渾身のルポ。
お金を振り回すと世界はボコボコになる。この国が何事も本気じゃないのは数字ひとつ測れないからだ。虫を愛するふたりの文明対談。
コロナ禍が終息しない世界で我々はどう生きるべきなのか? 判断する材料と考える道筋を新たな知見とともに提示する。 いま知っておくべき論点を1テーマにつき見開きで専門家がコンパクトに解説。
この本は、理系コンプレックスを抱える文系男を自認する著者が、養老孟司さんら理系のトップランナーたちと対話し続けた記録である。
香取慎吾、稲垣吾郎、草彅 剛。「新しい地図のコロナ禍」
佐藤優×片山杜秀「コロナで変わる世界史」/山中伸弥×橋下徹「緊急事態を超えて ウイルスvs.日本人」/養老孟司「人生は本来 不要不急」ほか
「ええ声」を持つ赤ん坊〈なにか〉はいかにして「悪声」となったのか。ほとばしるイメージ、疾走する物語。命の連なりを記した長篇。
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