作品
連続対話「香取慎吾の現在地」、香取慎吾×横尾忠則 往復書簡 コロナ禍に描く など
一九六八年、京都国立美術館から消えたロートレックの名画「マルセル」。実在の事件を基に謎を追う女性記者の活躍を描くミステリー。
上海でエステを経営する51歳の紅子のもとに一人の美しい男が現れる。欲望を肯定する街・上海を舞台に最後の激しい恋が幕を開ける。
当代一の作家たちの逸品を収めたアンソロジーが待望の文庫化。「蛾」「巨人の接待」「告白」……個性が凝縮された短篇をお楽しみ下さい
30年ぶりの仙台。昔懐かしいロック喫茶で手にした色褪せた冊子。もしやこれはあの娘の…。ある思いが駆けめぐった
引き出しに仕舞われていた古いビデオテープ。そこには死別した夫が撮影した若かりし日の幸せそうな私が映っていた…
年上の彼女に教えてもらったコーヒーの味。苦味の強いマンデリン。19歳の冬の切ない思い出とともに僕は噛みしめる
夫と関係をもった税理士があなたと同姓同名だった。偶然ですね。確かにあなたの匂いがしたわ…妻からのメールに私は
知り合った男は宮大工! 親しくなるうちに結婚を意識するが、それをほのめかした途端、男は音信不通に……
まだ子どもだった頃、夢のなかで一度だけ嗅いだ“男のにおい”が未だに忘れられない……35歳・季理子の物語
小学生の数年間、自分の世話をしてくれて、ある日消えた初子さんに、父の通夜の席で再会した。彼女は何者だったのか?
ちょっと不思議な話をしたろか、それは大阪万博の前の年のこと。小学生だった俺の近所には小さな市場があった……
人間の記憶の中で“香り”は一番忘れがたいものとされている。遠いあの日を思い出す、8人の作家が描く“香り”を題材にした短篇小説集
高樹のぶ子がアジアの国々を訪ね、その国の作家や市井の人々との交流を通じて感じた思いを世界に発信するプロジェクトSIAの記録
当代最高の女性作家8人が腕によりをかけた絶品短篇小説集。恋愛模様はもちろん、時代物からミステリー仕立てまで超逸品ぞろい
ヨーロッパの古都市に魅せられた旅人の前に現れた怪異。夢と現実の裂目に潜む魔物の仕業か? 欲望と官能に彩られた6つの幻想曲
人気作家8人が「記憶の中の忘れがたい香り」をテーマに競作。あなたの中のかけがえのない記憶を呼び覚ます、贅沢なアンソロジー
太平洋横断ヨットレース体験の結晶「星と舵」。海の仲間たちや恋人の老いと死を見つめる「風についての記憶」。解説・高樹のぶ子
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