作品
万世一系日本を創業した天武を支える持統。歴史を創るのは女と男、歌と愛に溢れる波瀾万丈の一生!
幕末、維新に翻弄された高須松平家の四兄弟。彼らと関わったり、寵愛を受けながら、激動の時代を生き抜いた女性たちを描いた作品集。
大御所・徳川家康に「二年後に死ぬ」呪いがかけられた。その呪いを解くには妖刀村正で呪詛者の首を刎ねなければならないが……。
唐・玄宗皇帝の時代。絶対的権力者に抗おうとする若者と、人に人らしからぬ生き方を強いる体制を糺そうとする若僧の、心熱き戦い。
香君という女性が人々を飢餓から救った伝説の残るウマール帝国。藩国王の娘アイシャは抜群の嗅覚で植物の世界を読み取る力があった。
一見豊かに見える帝国はオアレ稲という優れた品種の生産に依存していた。やがて綻びが生じて危機が訪れた時、アイシャは立ち上がる。
東海道から身延山道に入った万沢宿にある旅籠・にべ屋。主の智吉は宿を継いで十年が経つ。今日もにべ屋には厄介事が持ち込まれ……。
歴史冒険小説の旗手が贈るスパイ・アクションの傑作、ただいま推参!
頼朝亡き後も政子は武士の府を守るため、弟の義時とともに政敵を排除する謀略を次々と仕掛け、修羅の道を進む。圧巻の歴史巨編。
幕府の隠密組織「拾人衆」に加わった了助。だが、父の死の真相と光國との因縁を知り――舞台は日光道中へ。更に加速する江戸諜報劇!
大火に見舞われた城下。執政会議は前例主義に陥り、民の救済は遅々として進まない。筆頭家老の息子・樫井透馬は独自に動き始めるが。
蘆屋道満の血を引く律秀と呂秀の兄弟は、庶民のために働く心優しい法師陰陽師。彼らが出会ったのは新たな主を求める一匹の鬼だった。
「劉備を殺すべきです」と献言された曹操は「わが懐にはいった窮鳥をどうして殺せようか」と言った。三国時代最強の魏、七人の名臣!
源博雅の笛・葉二の過去、蝉丸の若き日の恋。そして、人の魂を召喚する秘儀の正体とは。「陰陽師」シリーズ第17巻!
人形浄瑠璃に魅せられ、人形浄瑠璃のために生きた人々の喜怒哀楽と浮き沈みと、愛しい人間模様をいきいきと描く群像時代小説。
戦前に活躍した時代小説家・瀧川駿。1部は瀧川の生涯を追う物語、2部は著者の自伝的小説、3部は瀧川の名作の再録。
藩の派閥争いの中で兄が命を落とし、周五郎が町を去ることを覚悟する佳乃。想いは通じ合いつつも、ふたりが選んだ哀しい決意とはー。
明の海寇を父に、日本人を母に生まれた福松は、台頭する清に抗い、海に居場所を求めて闘い続ける。鄭成功の半生を新たな形で描く。
江戸を焼き尽くした大火を乗り越え、復興に向け知恵を出し合う照降町の人々。佳乃と吉原の花魁・梅花が仕掛ける前代未聞の企てとは?
鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とは――。父の影に翻弄され、激動の時代を生き抜いた女絵師の一代記。
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