作品
夫に愛想がつき、息子を連れて家を出たおのり。だが、夫が近所に越してきて、息子が姿を消す。慌てるおのりを見かけた清兵衛は……。
長屋の少女たちを笑顔にするべく、お雅は「旭屋」で雛祭りをすることに――。お雅の知恵と工夫が光る一品が、物語に彩りを添える。
闘病による執筆休止を経て掲載されSNSでも話題となった「梅道人」「殺生石」を含む8編を収録。大人気「陰陽師」シリーズ最新刊!
二枚の絵の数奇な運命に沸き、情報を欲する江戸の人々。世界の広さを知った娘船頭・桜子はどんな結論を出すのか? シリーズ完結!
八年前、江戸から消えた盗賊《霞の藤兵衛》が江戸に舞い戻ってきたらしい。報せを聞いた久蔵は探索を命じる――。シリーズ十七弾。
天性の色彩感覚を持つお彩と京男・右近のバディも絶好調! ご近所のお伊勢に懸想する対照的な二人の男。果たしてお伊勢が選ぶのは?
援軍なしに上杉を退ける信玄の秘策を描く「川中島を、もう一度」を始め、乱世で繰り広げられる腹の探り合いを切れ味鋭く描く七編。
菓子職人の兄と商才に長けた弟。次々と降りかかる難問奇問に、知恵と工夫と駆け引きで和菓子屋を切り盛りする。色鮮やかな和菓子を通じて、江戸の四季と人情を描く
“菓子一辺倒”だった兄晴太郎が訳あり子持ちの後家に恋をした! 惚れた相手の元夫は奉行所を牛耳る大悪党。晴太郎は大勝負に出る。
藍千堂に難しい誂え菓子を頼む客が立て続けに現れた。偶然とは思えず幸次郎が調べると、百瀬屋の贔屓客だった旗本が浮かび上がった。
女船頭・桜子と剣術家・小龍太が「行方知れず」に?オランダ人の遺した2枚の絵がついに姿を現して――物語が大きく展開する第三巻!
大川の小舟で発見された心中死体は、別々の事件で死んだはずの二人だった。洗い直すと怪しいことばかり。次々に起こる怪異の行方は?
かつて惚れ合っていた女性と再会をした井出勝之助は、自分に子供がいたことを知らされる。この再会の背後にある、女の悲しい過去。
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