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生身の女性に興味を持てず、自宅で様々な植物を育てる男。そんな彼を翻弄しようとする女が現れる。異端者の孤独と快楽を描く意欲作。
浮気童貞二千日!の水道橋博士と八千五百人斬りのイケメン男優しみけんが、人気セクシー女優たちの知られざる素顔を丸裸にする。
粉飾決算、トップの権力争い、米原発会社買収にかかった多大な費用――だが問題の核心は、今世紀初めの日本の原発政策転換にあった。
昭和30年代、熊野の山里の中学を出て、単身、大阪で就職した青年の自立の記録――ひとりの産業人の刻苦勉励の足跡
渥美清や植木等、喜劇人たちの素顔から、ニコール・キッドマン礼賛、定点観測する夜のラジオまで。「週刊文春」好評エッセイ19弾。
産業革命以来、減少を続けた労働時間は、70年代を境に上昇、貧富の差は極端に拡大、我々は機械との競争に敗れつつある。
日本国憲法公布の翌年に初当選して以来、一貫して重要性を主張し続けてきた「国民の手によりつくられた憲法」を改めて俯瞰する
茨城県の名物医師が、時に日本語の機微にふれ、時に人間模様を愉しみ、時に人情の深みを綴る、喜怒哀楽を織り交ぜた痛快エッセイ
処女小説『祐介』が読書界を驚愕させた著者。その喜怒哀楽に満ちた日常を、素直にひねくれた筆致で綴る。世界観中毒にご注意下さい。
週刊文春の大人気連載「悩むが花」に掲載された数百の人生相談から、厳選した名言苦言を一挙収録。読めば大人の流儀を会得できる!?
昼ごはんを食べていたら奥歯のインプラントが取れてしまった。すぐに治せるはずが、そこから始まった15年にわたる迷走の日々!
業界大手パシフィック電器の大リストラ。首切り人事部長の悪辣なやり口に憤慨して、特殊技能者=プロボノ達が立ち上がる。
日本人の7割が宗教を信じていないという調査結果は真実だろうか。日本の先祖供養や祭祀から私たちの心の奥底にある信仰心を探る
恋愛魔窟に陥って気づかぬうちに妖怪化した18の妖怪女子を徹底ウオッチ! 間違った自己認識をお焚き上げ! 全女子必読の書。
「政治と文学」というテーマで、常に語られてきた戦後思想。今世紀を生きる我々に有効な思考とは? 気鋭の批評家による画期的論考!
自ら死を装って金銭や暴力問題から逃れたい。だがそんなことができるのか。実行者や失踪請負人を取材し、著者自らも偽装死を実体験!
新米刑事の高木は、闇社会の人間関係を知り尽くし圧倒的な実力で事件を解決する刑事・桜井に衝撃を受けるが――本格警察長編。
十一通の絵手紙をもらったのが最初だった。直木賞受賞、強迫神経症、お遍路、不意の死別。異色の私小説作家を支えぬいた詩人の回想。
一九八四年、台湾で四人の少年たちは友情を育んでいた。三十年後、そのうち一人が全米を震撼させる殺人鬼に。超弩級の青春ミステリ。
江戸末期の京都。僧になるため上京した青年、烏(からす)は、ある女に出会い仏の道を捨て、観音像を彫り始める…著者初の時代小説。
25億の赤字を抱えていたベイスターズを黒字に転換した12球団最年少社長が明かす組織改革とスポーツビジネスのメソッド。
移民を広く受け入れ、多様性を生かした国を目指すカナダ。建国一五〇周年を迎える広大な国土を縦横に踏破した気鋭のルポルタージュ。