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黒面の狐

三津田 信三

  • 価格:※各書店サイトで確認してください
  • 発売日:2016年10月14日
  • ジャンル:エンタメ・ミステリ
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作品紹介

あの真っ暗闇の奥から、
何かが私を凝っと覗いている。

戦後まもない北九州の炭鉱で起きた、不可解な連続怪死事件。
真相を知るのは、ただ黒面の狐のみ……?

戦後まもない混乱期。主人公の物理波矢多(もとろい・はやた)は満洲の建国大学から日本に帰国し、足の向くままに北九州の炭鉱で炭坑夫となって働き始める。そこで、同室の合里が落盤事故で坑道に取り残されたのを皮切りに、炭坑夫が次々と自室で注連縄で首を括るという、不気味な連続怪死事件に遭遇する。その現場からはいつも、黒い狐の面をかぶった人影が立ち去るのが目撃され……。

細密な炭坑の描写の中から、じわじわと迫ってくる恐怖と連続する密室殺人の謎。本格ミステリとホラーの魅力を併せ持った重厚な力作書下ろし長篇。

書評・インタビュー

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担当編集者より
終戦時の日本は、実は普通の人々が、海を股にかけ、かつてない旅をした時期でもありました。物語の主人公、物理波矢多もその一人。和歌山から満洲の建国大學に進学、学徒動員で広島の宇品へ行き、武装船で釜山や香港と日本を行き来。終戦後は大学に入り直したり、大阪の新聞社で働きますが、長くは続かず、新天地を求めて足の向くまま列車に乗る……。そして偶然たどりついた北九州の炭鉱で、物語は始まるのです。歴史、恐怖、そして密室の謎……小説のあらゆる面白さがぎっしり詰まった、待望の書下ろし長篇です。

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