ある日、上役達が誰も出社してこなかったら? 会社へ行って、あなたの席がなかったら? サラリーマンの日常を巡るミステリー短篇集
「月曜の朝」は「最低の気分」の同義語。ところが出社してみると、うるさい上司はすべて会社を休んでいた! だが喜んだのも束の間、次から次へと難題が起こり……。表題作のほか、「花束のない送別会」「禁酒の日」「徒歩十五分」「見えない手の殺人」の、平凡なサラリーマンが巻き込まれる5つの短篇を収録。解説・江上剛
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