作品紹介

「トンデモ大統領」トランプが出現し、周近平やプーチンと渡り合い、金正恩と丁々発止と口撃しあう。そんな「混迷の現代」を理解するには、彼らの国がどんな経緯で、どのような関係性で立ち上がってきたのかを知ることから始まる。
季刊誌として毎回特集テーマを掲げ刊行してきた 「文藝春秋SPECIAL」のバックナンバーの、世界史を特集した号から、近現代史の分野でひとつの時代につき一本文章を厳選、時代順に掲載していく、文庫オリジナルならではの一冊。
問題意識が現代社会の事象と通じる、という視点で、国の成り立ち、宗教の持つ意味、世界との関連性が分かるような選択、構成を目指した。
ヨーロッパ、アメリカは勿論、ロシア、中国、アラブ、韓国、北朝鮮など、いま国際的に注目されるあの国(あの国家群)は、いかにして今に至ったか。本書を「一気読み」すれば、近現代の世界史の全体像が、深く多面的に理解できる構成になっている。世界史全体の中でこそ見えてくる「現代」がここにある。

担当編集者より
トランプと金正恩がまさかの急接近? 世界情勢は思いもよらぬ方向に展開しています。しかし、日の下に新しいことはない、とも言います。歴史の中にこそ、今の世界の謎を解く鍵があります。近年の「文藝春秋SPECIAL」から、「新しい視点」をもたらしてくれる、これぞ、という珠玉の論文を20編選びました。一気に読めば近現代世界史が一気にわかる、そして現代世界の全体像が驚くほど理解できる。そんな究極の一冊を目指しました。
目次
序章
近現代史を動かした5つの戦争 橋爪大三郎

第一章「宗教政治」から「国民国家」への脱皮

・ルターにも想定外だった宗教改革 澤井智朗
・ウェストファリア条約~「世の終わり」からの脱却法 佐藤健志
・フランス革命が明かす「暴力」と国家の真実 萱野稔彦
・フランス革命も「外圧」の産物だった 中野剛志
・ナポレオンが火をつけたロシアの魂 中村逸郎
・南北戦争は世界初の「総力戦」だった 阿川尚之

第二章 「帝国主義」の勃興と終焉
・西欧近代史は音楽で学べ! 片山杜秀
・ロシア革命 100年後の教訓 池田嘉郎
・大清帝国はなぜ滅んだか 杉山清彦
・「行政国家」がヒトラーを生んだ 大竹弘二
・文化大革命 毛沢東世界制覇の野望 楊海英

第三章 アメリカ歴代大統領の業績を徹底分析
・全採点! アメリカ大統領の値打ち戦後編 福田和也

第四章 岐路に立つ国家
・冷戦「冷たい戦争」か「長い平和」か 細谷雄一
・韓国大統領はなぜ悲惨な末路を迎えるのか 木村幹
・北朝鮮 粛清とミサイルの起源 鐸木昌之
・「イスラム国」指導者の歴史観 浅川芳裕

第五章 トランプのアメリカを分析する
・「9.11」がアメリカを変えてしまった 宮家邦彦
・実は合理的!? ゲーム理論で読み解くトランプ戦略 吉野太喜
・シリコンバレーを支配するイデオロギーの正体 橘玲

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