作品紹介

小説誌の雄『オール讀物』編集部がお贈りする、文藝とエロスの豪華絢爛コラボレーション!

近年オール讀物が掲載した、性とエロスの香り漂う創作や特集記事を再編集し、一冊にまとめたのがこの『エロスの記憶』です。まずは創作。小池真理子、桐野夏生、村山由佳、桜木紫乃、林真理子さんの女性作家陣が妍を競う一方で、野坂昭如、勝目梓、石田衣良、山田風太郎という重量級の男性作家陣も、練達の筆でときに熱く、ときにねちっこく性を描きます。

特集記事は、女優の岸惠子さん、サッカー元日本代表監督フィリップ・トルシエ氏、池田満寿夫・佐藤陽子夫妻といったバラエティ豊かな人選。渡辺淳一×弘兼憲史、東海林さだお×鹿島茂など対談も充実。「飛田新地の『写真屋』」(井上理津子)、「『フランス書院』の秘密」(北尾トロ)など、性の深淵に肉薄するルポものも満載です。

かつて小説雑誌が全盛だった昭和40年代、その一翼を担ったのが他ならぬ官能特集でした。それから半世紀近く経ちましたが、いかなる世であっても男女の仲に秘められた情理を描くのが小説の真髄。本書には、歴代オール讀物編集部がエロスの深淵を追求してきた、その熱気が横溢しています。『エロスの記憶』、どうぞお楽しみください!

目次
[女流短篇傑作選]
小池真理子 「千年萬年」
桐野夏生 「作家志望」
村山由佳 「風酔ひ」
桜木紫乃 「影のない街」
林真理子 「本朝金瓶梅」

[大女優、男と女の成熟を語る]
岸惠子 「わりなき恋、その愛と性」

フィリップ・トルシエ(サッカー元日本代表監督)
「工場の機械のような日本のセックス」

高橋克彦 「浮世絵のエロス」
井上理津子 「飛田新地の『写真屋』」
東海林さだお×鹿島茂 「性欲が地球を救う」
角幡唯介 「極地探検家の下半身事情」
本橋信宏 「美少女伝説を創った男」
花房観音 「おとなの京都案内」
春日太一 「誘う女と堕ちる男」
柴門ふみ 「大杉栄の恋文力が凄い」
大矢博子 「オール読書会 官能小説品定め」
北尾トロ 「『フランス書院』の秘密」
南伸坊 「官能の本人・壇蜜」

平松洋子 「宇能鴻一郎と会って」

川上宗薫 「ポルノ作家の内情」
団鬼六×阿部牧郎×永田守弘 「四苦八苦の官能表現」
渡辺淳一×弘兼憲史 「老いのSEX」

[特選・官能×文学]
野坂昭如 「エレクションテスト」
勝目梓 「橋」
石田衣良 「いれない」
山田風太郎 「淫の忍法帖」

[愛と奇跡のラブレター]
池田満寿夫 「MからYへ」
佐藤陽子 「今でも私は満寿夫に生かされている」

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