作品紹介

今号は新連載が三作。門井慶喜さんの「空を拓く」。東京駅や日本銀行本店の設計を手掛けたことでも知られる建築家・辰野金吾の人生を通して、近代都市誕生のロマンに迫ります。本城雅人さんの「崩壊の森」。ソ連崩壊を世界に先駆けてスクープしたのは、一人の日本人記者でした。伝手もコネもない地で、彼はなぜこの大スクープをものにできたのか? いち特派員が歴史的瞬間を目撃するまでの怒濤の日々を、ノスタルジーとともに描きます。小林泰三さんの「代表取締役アイドル」。駆け出しの地下アイドルが会社再建に奮闘していく姿をコミカルに描く物語。

別冊文藝春秋(通巻332号/2017年11月号)

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目次
◆新連載◆
門井慶喜「空を拓く」
本城雅人「崩壊の森」
小林泰三「代表取締役アイドル」

◆連載小説◆
中島京子「夢見る帝国図書館」
青山文平「跳ぶ男」
千早茜「神様の暇つぶし」
島本理生「ファーストラヴ」
葉真中顕「セルロイド」
中路啓太「ゴー・ホーム・クイックリー」
矢月秀作「刑事学校 博戯の代償」
三崎亜記「30センチの冒険」
知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」
伊吹有喜「ホームスパン」
深緑野分「スタッフロール」
畑野智美「神さまを待っている」
谷瑞恵「まよなかの青空」
大山誠一郎「赤い博物館II 記憶の中の誘拐」
柴田よしき「高原カフェ日誌 2」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」

◆エッセイ・フォトエッセイ◆
北尾トロ「今晩泊めてくれないか――東京ヤドカリ漂流記」
武田花「ポップス大作戦」

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