作品紹介

ここが……あの人が撃たれた場所です
ゼミの課題研究で沖縄を訪れた大学生二人を案内していた老人が摩文仁で突然泣き始め……戦争前後の人々のモラルを問う短編三編

「復讐」――昭和二十年四月、東京から山口に疎開した三郎は、同級生たちと打ち解けられずにリンチを受け……。
「決別」――中学二年の園田真一は、疎開先の学校で軍国教育に熱心な教師や、予科練から戻って蛮行を繰り返す上級生たち、そして威張り散らす配属将校らに反感を抱くが……。

担当編集者より
もし自分が少年期に第二次大戦を迎えていたら、教え込まれた神国思想を疑うこともせずに信じていたのでしょうか。著者の描く少し世の中を斜めに眺める少年を見ていると、もしかしたら自分もそうなのではないかと共感します。頑なに信じられていたことが、敗戦を境に一瞬で裏返ってしまう日本人のモラルを考えさせられます。くり返してはならない過ちについて、戦後70年に読むにふさわしい一冊です。
商品情報
書名(カナ) センソウショウセツシュウ オキナワノココロ
ページ数 224ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2015年06月19日
ISBN 978-4-16-008836-8
Cコード 0093

著者

内藤 凜

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