作品紹介

今戸橋近くの舟宿「小浪」。旗本養子から出戻った粋な放蕩息子と勝小吉といい仲だった母。消えゆく江戸、最後の粋を生きた人々

担当編集者より
慶応四年戊辰のとしはご難つづき。正月七日、将軍慶喜は鳥羽伏見の戦さに負けて江戸に逃げかえり、七月、江戸は東京(とうけい)にあらたまる……。旗本家に“種つけムコ”に入り、首尾を果してお役ご免の卯之助。その母は今戸橋で舟宿をいとなむが、そのむかし、勝海舟の父・小吉の恋人だった。そんな“最後の江戸者”の心情をえがいたのがこの一篇。作者は深川生れの江戸ッ子。先の空襲で下町が焼き払われる光景を、幕末の江戸にかさねて書いた、といいます。江戸者最後の“粋”を語るにふさわしい作者でしょう。(M)
商品情報
書名(カナ) イマドバシバンケイ
ページ数 256ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 1995年11月15日
ISBN 978-4-16-315920-1
Cコード C0093

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