作品紹介

大友宗麟とその父との確執を描いた表題作のほか、黒田如水の陰謀に倒れた名家宇都宮家の悲劇「城井一族の殉節」など力作短篇集

担当編集者より
企業の倒産や合併が相次ぐ日本社会はまさに戦国時代の様相。中でも最も注目されるのがトップの去就ではないでしょうか。’94年オール讀物新人賞でデビュー、’97年には『鎌倉擾乱』(小社刊)で中山義秀賞を受賞した気鋭の時代作家が本作で光をあてたのは、九州の大友家、宇都宮家、そして上杉家の跡目争い。血で血を洗う下克上の乱世に「信ずるものは、己一人」と告げた父、大友義鑑の屍を越えて当主となる三郎(後にキリシタン大名として知られる宗麟)を描く表題作はまさに圧巻です。当主となる宿命を背負わされ、それに背を向ける者、従容として受け入れる者、周囲の説得にやむなく立ち上がる者……。三者三様の生き方が胸を打ちます。(OK)
商品情報
書名(カナ) オオトモニカイクズレ
ページ数 296ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 1998年08月30日
ISBN 978-4-16-317930-8
Cコード C0093

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、http://www.bunshun.co.jp/feedback/ から各部門にお送りください。

感想を書く
 
// JavaScript Document