作品紹介

どうしようもない現実は、可笑しい。九州藝術祭文学賞受賞作

あたし十九歳ホステス。「身体磨いとったほうがよかよ」は伯母の忠告。逞しく可笑しい女系家族を描く表題作など新鋭女流の傑作集

担当編集者より
「最近、これほど笑いをこらえながら読んだ小説はなかった」――。これは、表題作「裸」が九州芸術祭文学賞を受賞した際の、五木寛之さんの選評です。主人公は博多で働く十九歳のホステス。中洲に近いドブ川沿いの三軒の家に暮らす、男の影の薄い女系家族が啀いがみ合いながらも共生する姿が、いきいきと描かれています。じめっと暗い雰囲気が漂ってもおかしくないテーマを、博多弁を駆使してコミカルに描き切り、それでいて読後にじわーっと迫るものがある。新世代の作家の感性が横溢する快作をお楽しみください。(MM)
商品情報
書名(カナ) ハダカ
ページ数 200ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 2002年10月30日
ISBN 978-4-16-321340-8
Cコード C0093

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、http://www.bunshun.co.jp/feedback/ から各部門にお送りください。

感想を書く